
(バルド美術館の中庭)
2006年11月2日 15日目後半 チュニス バルド美術館
トラムの駅に向かう。バルド美術館に行くのは4番のトラム。窓口でチケットを買った。
いつものくせで、「Bonjour!(ボンジュール)」と言っていたようで、
窓口のお兄さんに「アスレマ!」と現地語に言い直されて、ハッとした。
いきなりフランス語で話しかけるなんて失礼なことをしてしまった。ゴメンなさい・・・(汗)。
私が当惑している様子を見て、お兄さんは笑っていたが、もしかしたらフランス語を話さないのかもしれない。
私は親子三人を指差して、「バルド」と言ってみた。すると、お兄さんは切符の値段を教えてくれた。
でも、私は何を言っているのか理解できなかった。すると、お兄さんは手元にあるコインを並べて見せてくれた。
1、140ディナール。OK、OK。お財布からコインを取り出してお兄さんに渡すと、切符と一緒に
バルド美術館のところに印をつけたトラムの路線図を渡してくれた。感激~!
「シュクラン!(どうもありがとう!)」と御礼を言って、窓口を後にした。
トラムに乗ると、いつも混んでいるのに珍しく座れた。ラッキー。トラムは街中を進んで行く。
路線図と同じ方向を走っていたが、途中から違う道を行き始めた。えっ???
焦って、私達の前に座っていた女学生達に効いてみると、このトラムは4番ではなく5番だった。。。(汗)
バルド美術館へは、次の停留所で降りて、UターンしてからBAB SADOONで4番に乗り換えるようにと
女学生達が教えてくれた。ガガガーン!ショック!!!(汗)
しかし、道を引き返すトラムがすぐに来たし、乗り換えもスムーズにできたので、思いのほかロス時間なく
バルド駅に到着した。さて美術館はどこだろう。キョロキョロしていると、中年の男性が寄ってきた。
「バルド美術館を探しているのか?」と聞かれたので頷くと、「教えてあげるからついてこい。」と言われた。
偽ガイドかなぁ、嫌だなぁ、、、と思っていたら、「このまままっすぐ行って、右に曲がるとすぐだよ。」と
おじさんは前方を指差した。偽ガイドではなかったみたい。御礼を言うと、おじさんは、「じゃ!」と言って
その場を立ち去った。ここでは裏心があって話しかけてくる人が多いので、本当に親切な人を疑ってしまい、
後から申し訳なく思うことがよくある。おじさん、ゴメンね。どうもありがとう!
バルド美術館の入口にやってきた。入場料三人分(一人6ディナール)と撮影料1ディナールを払って中に入る。
団体客が次から次へと入ってきてものすごい人!
年代順に展示されている訳ではなさそうなので、人がいない方から見て行くことにした。

(前に立つと大きさがよくわかるモザイク)
モザイクが見事。壁いっぱいの大きな作品が次々に現れ、その度に圧倒された。
あやぴーはモザイクが大好きだそうで大喜び。モザイクにしても、彫像にしても、歴史好きの栗が説明してくれる
おかげで興味深い見学となった。置いてある作品はもちろんのこと、建物自体にも味があり、
こんなに大きな美術館だとは思っていなかった私達は驚きっぱなしだった。やっぱりローマ人ってすごい!

(天井の細工が美しい部屋もたくさんありました。)
閉館時間までゆっくり見学し、良いものを見たと充実した気分で美術館を後にした。
トラムに乗ってバルセロナ広場に戻る。隣に立っていた男の子が、「駅に行くなら次で乗り換えないとダメだよ。」と
話しかけてきてくれた。この4番はバルセロナ広場には停まらないので、2番か3番、5番に乗り換えないといけないとのこと。
あと一駅なので歩いてもいけるけどと教えてくれた。
男の子への感謝の気持ちを持つと同時に、私はニースで見かける旅行者にこれだけ親切にできるだろうかと考えた。
もちろん、何かを聞かれれば答えるし、時には途中まで連れて行ってあげることもあるが、声をかけないことも多々ある。
この男の子のようにさりげなく助けの声をかけれる人になりたいと思った。
ホテルに着き、栗とあやぴーが休憩している間、私は栗の職場へのおみやげを一人で買いに行った。
昨日目をつけていたお菓子屋さんに入ると、売り子の男性から「こんにちは。」と日本語で声をかけられた。
彼は以前日本大使館近くのお店で働いていたので、日本語の単語を少し知っているとのこと。
「これ、サービス!」とチョコレートを食べさせてくれた。うれしい~!おいしい~!
店員のおばちゃん達が、「彼女、結婚指輪をしているからアタックしても無駄よ。」と男性をからかっていた。あはは。
箱詰めのお菓子を購入し、御礼を言ってお店を出た。スーパーで足りないものを買ってからホテルに戻る。
1時間弱ではあったが、一人の時間を満喫した。
交代でお風呂に入ってから夕飯に出かける。昨日と同じレストランに入ると、レジに座っているおばさんや、
ウエイターの男の子が温かく迎えてくれた。今日はあやぴーにキノコのオムレツ(フライドポテト付)、
私は魚のクスクスにした。何の魚か聞くのを忘れてしまったが、鯛みたいなものだった。
栗はまだお腹の調子がいまいちとのことでチキン・スパゲッティ。チキンは残し、スパゲッティをメインに食べていた。
どんどんお客が入り、お店は今日もとてもにぎわっていた。一人で食事をする男性も多い。(女性一人というのは
まず見かけないが。)。食後にミントティーを頂き、ホテルに帰った。寝る前に日課のウノをして少し遊んだ。
いよいよ残りあと一日。もうずっと旅をしているような気がする反面、あっという間だったようにも思える。
明日は晴れますように。
つづく。。。
夕飯を取ったレストラン
Restaurant Abid98, rue de Yogoslavie
(Avenue Habib Bourghibaと平行している通り)
(『Guide du Routard
家族経営の食堂っぽい雰囲気のお店です。
前菜がつく自家製メルゲーズ・プレートは
ボリュームたくさん。クスクスもおいしかったです。
レジにおかみさんがいるので、女性一人でも
入れる雰囲気。テレビもあります。
宿泊したホテル
HOTEL SALAMMBO6, rue de Grèce
(『Guide du Routard
超中心街という立地で決めた二つ星ホテル。
私達はとても気に入りました。
スタッフがみんな優しいし、古い建物だからか天井が広くて落ち着きます。
宿泊料金はバスルームの有無、トイレの有無、テレビの有無によって変わる模様。
朝食付きです。(バゲット、バター、ジャムに温かい飲みもの)
私達はあやぴーのことを考えてバス・テレビ付の部屋にしました。
トリプルは47ディナール(約4100円)。
一日ダブルだったんですが、そのときは33ディナール(約2900円)でした。
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