Tunisia - チュニジア旅行記

チュニジア旅行記


(PALMERAIE(椰子(やし)園)で。おじさんがやしの木に登ってくれた。)


2006年10月29日 11日目後半 トズール(椰子園観光) 快晴


PALMERAIE(パルムレ=椰子(やし)園)に入ってしばらくすると馬車が停まった。少し歩くと言う。
ここにはやしの木だけでなく、果樹やハーブなどたくさんの植物が存在する。
馬使い兼ガイドさんが、バジルの葉をもぎとってくれたり、野菜の説明をしてくれたり、
レモンの木とオレンジの木の違いは葉の形と匂いだとか、いろいろ教えてくれた。
確かに、レモンの葉っぱはレモンの香り、オレンジの葉っぱはオレンジの香りがした。
ジャスミンの花を頂いたり、バラの花の香りをかぎながらのゆったりした散歩。
私も、我が家に初めてくる人にはハーブを渡したり、葉っぱをもいだりしながら
我が家の小さな庭をご案内するので、今日は説明される側を楽しんだ。

ガイドさんが庭師のおじさんを紹介してくれた。
おじさんは早業でヤシの木の上まで登り、なつめやしを取ってきてくれた。
ガイドさんがおじさんにチップを渡すようにと言うので、栗が足早に立ち去ったおじさんを追いかけて行き、
小銭を渡した。(本当はあげなくても良いものなのかもしれない。あげるとしたらいくらなのかもわからない。
やし園には入場料がないのでその分なのだろうか。よくわからない。。。)

馬車に戻る。栗はガイドさんの横(馬車使いの席)に座り、あやぴーと私は後ろの客席に座った。
栗はガイドさんから色々な話を聞いていた。次の行き先はPARADIS(パラディ)。サハラ動物園と植物園である。
ガイドさんと別れ、私達だけで中に入った。入園料は1人2ディナール(約180円)。
あやぴーは、ラクダやフェネック、サルなどを見て大喜び。砂漠に住むヘビやトカゲもいた。

あやぴーは偶然一緒になった2,3才年上のフランス人の女の子と仲良くなり(その子も両親と三人で旅行中だった)、
2人でキャイキャイ言いながら見学していた。狭い動物園なので私達から少し離れていても心配ないのがうれしい。
奥の方には白いラクダの親子や、ライオン、ガゼルなどもいて、クジャクは放し飼いになっていた。

しばらくすると、お昼のレストランで一緒だったフランス人高校生の団体がやってきた。
動物園のおじさんがみんなを呼び、ショーが始まった。まず、コーラを飲むラクダ、それからサソリの放牧(サソリは
おじさんのタバコの空箱から登場し、ショーが終わるとまたタバコの空箱へ戻って行った。)、ヘビを出してきて
お客につかませるなど、笑いと驚きの連続だった。栗も私もこういうショーはあまり好きではないが(おじさん、
ゴメンね。)、子供はが好きなのかなと思いきや、あやぴーもあまり喜んでいなかった。
でも、高校生の団体を始めとして、みんなが盛り上がっていたので、その和気あいあいとした雰囲気は楽しむことが
できた。ショーはまだ続いていたが、私達は一足先に動物園を出て、隣接している植物園へと向かった。


(背中を向けている人が動物園の係員。子供にヘビを持たせているところ。)


植物園と言っても、ガイドさんが先ほど案内してくれた場所とあまり変わらなかったが、きれいなバラが咲いていたのは
うれしかった。あやぴーが、Nine(ニーヌ=友達になった女の子)ともっと遊びたかったのにとブーブー言うので、
植物園を出た後、もう一度動物園に寄ってみた。しかし、彼女達はもういなかった。。。
ガックリしたあやぴーをなだめ、ガイドさんが待つ馬車に戻った。

ガイドさんがトズールの街の建物に使われていると言う白レンガ工場へ行こうかと提案してくれたが、あやぴーも私も
結構疲れていたので、それはパスさせてもらい、Belvédère(ベルヴェデール)という高台に連れて行ってもらうことにした。
トズールの街が一望でき、素晴らしい眺めだった。

しかし、私達の目に入ったのは美しい景色だけでなかった。
トズールに建設中だとガイドブックに書いてあったゴルフ場も見えたのだ。
白い砂漠の中では、芝生の緑が嫌でも目立つ。なんでこんなところにゴルフ場を建設するのだろう。
ゴルフ場の芝生には大量の水が必要である。いくらここがオアシスで水が湧き出ると言っても、
その水がなくなったらどうするのだろう、そのせいで農作物が作れなくなったらここに住む人たちはどうなるのだろう。
こういうものを建設したり、使用したりする人は、そういうことをちゃんと考えているのだろうか。
取りあえず自分達にお金や楽しみが手に入れば、その先のことはどうでもいいのだろうか。。。
栗も私も腹ただしい気持ちでいっぱいになった。(これは悲しいことに南仏でも同じ状況だったりする。。。)


(一見美しく見えるけど、この場所にゴルフ場は絶対似合わない。)


公園があったので、あやぴーを放牧。一緒にブランコに乗った。
今回の旅行ではこういう時間をあまり取ってあげられなかったので、ゆっくりと遊ばせてあげることにした。
それから馬車に戻った。

ガイドさんがベルヴェデールを下りる途中に水源があると言うので、立ち寄ってもらうことにした。
ぬるま湯とまではいかないが、冷たい水でもなかった。ガイドさんと栗は顔を洗い、頭に水をつけた。
あやぴーも真似をした。私は首とひじに水をつけた。ひんやりして気持ちいい。

いよいよ街中へ帰ることになった。ガイドさんは1人10ディナール(約900円)で20ディナール、あやぴーはおまけすると
言ってくれたが、予定より1時間多く周ってくれたので、10ディナール多めに渡した。(しかし、後から考えると、この
チップは多すぎたと栗がしきりに反省していた。でもどうなんだろう。金銭感覚が全くわからない。。。汗)
ガイドさんの妹のご主人がおみやげ屋をしているので行ってみないかと誘われた、バックパック旅行なのでおみやげは
買えないとお断りした。意外にもガイドさんは軽く引き下がり、その辺りで馬車からおろしてもらうことにした。

メインストリートのAvenue Bourghiba(ブルギバ大通り)を北に進む。あちこちのおみやげ屋から声をかけられたが、
そのまままっすぐホテルへ戻った。三人ともベッドに倒れこんだ。あぁ、疲れた!

すると、部屋をノックする音が聞こえた。栗がドアを開けると、ホテルのおじさんだった。明日、四駆のツアーはどうかと
誘いに来たらしい。部屋に入る前、別のスタッフにもオプショナルツアーのことを聞かれて断ったと言うのにしつこい。。。(汗)

少し休んでから、あやぴーのリクエストにより、三人でUNOをすることになった。その後、栗が乗り合いタクシー場に行き、
明日の行き先に関するチェックをし、ついでにお義父さんに電話を入れ(フランスとチュニジアには時差がないので電話が
かけやすい。)、ミネラル・ウォーターを買って戻ってきた。その間、私とあやぴーの二人でUNOをし続けていたのだが、
あやぴーの勝ち続きだったため、帰ってきたパパにかなり自慢していた。

午後5時45分。モスクのスピーカーからコーランが流れてきた。ものすごい音量だったので焦ったが、長く続かなかったので
ほっとした。三人でUNOをした。今度は栗の一人勝ちだった。

7時半を過ぎたので夕飯に出かけることにした。ガイドブックに載っていたレストラン「La Médina」は食堂のような雰囲気。
あやぴーは仔羊のグリルを頼んだのだが、つけあわせがご飯だったのでとても喜んだ。あやぴーはやっぱり日本人だねと
栗が笑った。私達は疲れのせいかあまりお腹が空いていなかったので、前菜だけ頼むことにした。
サラダ・メシュイヤとチュニジア風サラダを中心にした「La Médina」サラダを二つ頼み、それプラス、
栗はファティマの指と呼ばれる春巻きのようなもの、私はブリックを注文することにした。
一口ずつ食べあいっこしたのだが、形が違うだけで中味は一緒だということがわかり、笑ってしまった。でもおいしかった。
サラダ・メシュイヤも辛いけど病み付きになる味。

食後にミント・ティーをもらう。おじさんはあやぴーの分も持ってきてくれた。あやぴー感激するも、一口でギブアップ。
子供にはやはり厳しい味らしい。。。(笑)。あやぴーは栗のひざの上に座り、持参した犬のぬいぐるみ(命名パトリック)の
首に、ドゥーズでのらくだツアーで売りつけられた白いターバンを巻き、それを手綱にして馬乗りになっていた。
そして、椰子(やし)園見学ツアーの再現をしていた。子供の記憶は大したものである。

レストランを出て、公衆電話ボックスに寄った。もう一度お義父さんに電話をし、今度はあやぴーにしゃべらせた。
ニースも暑い日が続いていると聞き、テラスの鉢植えがちょっと心配になった。ホテルに戻って荷造りをする。ここは
1泊のみで、明日は移動する。ドゥーズでもらったナツメヤシがあまりにも多すぎるので、部屋に半分置いて行くことにした。
トズールでは結構高いものだと聞いたので、掃除のおばさんが喜んでくれるといいなと思いながら。

そこで、明日のホテルの予約をしていないことに気が付いた。栗が再び公衆電話に出かけた。あやぴーと私はUNOをして
待った。栗が無事予約を済ませて帰ってきたので、今度は三人で遊んだ。しかし、明日はハードな一日になりそうなので、
早く寝ることにする。


つづく。。。




夕飯を食べたレストラン

RESTAURANT La Médina
Avenue Farhat-Hached.
(『Guide du Routard "Tunisie"』を
参考にしました!)

Avenue Habib Bourghibaを北上し、
広場に出たら右折。
すこし行くと右側にあります。
食堂のようなお店ですが、
その分値段が良心的で、
お料理もおいしかったし、
サービスの人達も優しくて良かったです。


宿泊したホテル

RESIDENCE NIFFER
bab El-Hawa
(『Guide du Routard "Tunisie"』を
参考にしました!)

トズールには1泊しかしない予定なので、
立地だけで決めました。バスターミナルと
乗り合いタクシー場に近いのは満足でしたが、
皆さんにもとオススメするほどのホテルでは
ありませんでした。ちなみに、砂漠ツアーの
モハメッドさんのオススメは
RESIDENCE WARDAだそうです。



チュニジアへのおすすめ書籍

地球の歩き方 「チュニジア」
旅の指さし会話帳〈47〉モロッコ(マグレブ語)
Lonely Planet "Tunisia"(英語)
Michelin Neos Guide "Tunisia"(英語)
Guide du Routard "Tunisie"(仏語)


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