Tunisia - チュニジア旅行記

チュニジア旅行記


(CHOTT EL-DJERID(ショット・エル・ジェリド)の塩湖)


2006年10月29日 11日目 トズールへ 快晴


冬時間になった。8時にセットしておいたアラームで起きるが、夏時間的にはまだ7時である。
一人でのんびり体操とヨガをして過ごしていると、栗とあやぴーも目を覚ました。
あやぴーが見つけたという近道を通ってレストランへ向かう。ロシア人の団体客は既に出発したようで、
たくさんの部屋のドアが開けられていて、がらんとしていた。レストランも昨日とは違って空いていた。
のんびり朝食を取る。一組去り、二組去りと、ただでさえ少ない客がどんどん減っていった。
ウエイターさんに「サラダ、お代わりされます?」と聞かれたので、「いいえ、食べません。」と答えると、
彼は数種類のサラダをどんどん片付けていった。どうやら我々が最後の客らしい。まだ8時だと言うのに。
やはり砂漠の朝は早いのだ。。。

部屋に戻って身支度と荷造り。部屋に飾られた花をそのままにするのに忍びなく、またスタッフへは
感謝の気持ちでいっぱいだったので、栗が鏡台に花の飾りを作った。そして、あやぴーがメモ用紙に
「MERCI(メルシィ=ありがとう)」と書き、中央に置いた。ちょっと寂しかったが、荷物を背負い、
部屋を後にした。ロビーで鍵を返し、タクシーを呼んでもらった。昨日もらったなつめやしの大きな房も
しっかり抱えて出発。

乗り合いタクシー場へ行き、TOZEUR(トズール)行きの車を尋ねると、KEBILI(ケビリ)で乗り換えだと
言われた。とりあえずケビリ行きのタクシーに乗る。9時に出発し、20分ほどでケビリに着いた。
(1人1,8ディナール=約160円)

トズール行きの乗り合いタクシーを探すと、誰かが向こう側の道だと教えてくれたので、そちらへ向かう。
そうすると、今度はまた違う人が先にチケットを買うようにと教えてくれたので、栗はチケット売り場へ向かった。
1人4,25ディナール(約380円)のチケットを3枚、トズール行きの運転手さんに渡し、バックパックを荷台に
積んだ。そうこうしているうちに席が全て埋まって出発となった。

しばらく街中のような場所を通り、ロバやラクダを連れる人達とすれ違っていたが、段々と建物が少なくなり、
急に道路の状態が良くなった。塩湖CHOTT EL-DJERID(ショット・エル・ジェリド)に入ったようだ。
湖と言う名はつくが、右も左も干からびていて砂漠のようである。ところどころに白いマークがあり、塩なのだと
頷いた。右側には高い山が壁のようにそびえ立つ。延々と同じ景色の中、バスは走る。車内ではアラブ音楽が
大きなボリュームで流れていた。

少しずつ水が見え始めた。塩田と勘違いするほど塩の量が増えた。しかも、塩の層が厚い。ところどころで
白い山やラクダと言った塩の彫像が作られていて、「おおっ、すごい!」と思ったのだが、ただ単に客引きだった。
彫像の前にはカフェやお土産屋さんが必ず建てられているのだ。大型観光バスが停車していて、観光客が塩湖に
出ているのを見て、うらやましく思った。しかし、私達を乗せた乗り合いタクシーはどこにも止まらなかった。残念。

塩湖を通り過ぎた後、いくつかの村を通り抜け、ようやくトズールに到着した。再びバックパックを背負い、
昨日予約をしたホテルへ向かった。地図を見ながら200メートルほど歩くと、乗り合いタクシー場にも
バスターミナルにも近いという立地で選んだホテルはすぐに見つかった。

レセプションに行き、名前を告げる。お昼前だったが、すぐ部屋に通してもらうことができた。
ダブルベッド一つにシングルベッド一つのシンプルな部屋。窓からモスクが見える。
荷物を解き、少し休憩した後、街に出ることにした。




メインストリートっぽいBourghiba(ブールギバ)通りを南下する。レンガで造られた建物はちょっとレゴみたい。
砂漠の街ドゥーズとは全然雰囲気が違う。通りを一番したまで行き、右折する。ガイドブックに載っていた
レストランを探していると、馬車に乗らないかとあちこちから声をかけられた。そのうちの一人に詳しい話と値段を聞く。
良さそうな人だったので、食後お願いすることにした。

お目当てのレストランが休みだったのでどうしようかと思っていると、その馬車使いの男性が、新しくオープンした
レストランを薦めてくれた。いかにも観光客相手のレストランだったが、外に掲げられていたメニューを見たら、
良心的な値段だったので中に入ることにした。店内はエアコンがかかっていて、栗は不機嫌になったが(エアコンは体に
合わない上に、自分の環境に対する考え方にも合わないらしい。苦笑)、サハラのバラで作ってある小さなふん水や、
テレビがあることに、あやぴーは喜んだ。よく見ると、壁、柱、天井は木で出来ている。新しいけど伝統的な雰囲気を
大切にしているインテリアだった。

あやぴーにはチキンのマスタード焼き、栗と私はラクダの串焼きとターキーの串焼きを一つずつ頼み、
シェアすることにした。


(一番上がラクダの串焼き。付け合せはフライドポテト、一口大に切ったゆで野菜、野菜入りオムレツ)


ラクダの肉は硬かった。味は牛肉のようだが、とにかく硬かった。砂漠ツアーの時、モハメッドさんが赤ちゃんらくだが
おいしいと言っていたのだが、ここのお肉は寿命で死んだラクダのものに違いないと栗が笑った。私も笑った。
ターキーの方は普通においしかった。良い経験になった。食後、ミントティーを頂いた。
このレストランは新しいせいか、トイレもメチャクチャきれい。最初はこんな観光客目当てのお店、、、と斜めに
構えていたけれど、大満足だった。

レストランを出ると、先ほど話をした馬車使いの男性が私達を待っていた。馬車でやしの木を見に出発。
トズールはナツメヤシ生産で有名で、40ヘクタールの土地に150種類、約40万本のやしの木が植えられているそうだ。
種付けは3月~4月で、収穫は10月~11月。ちょうど今である。


つづく。。。




ラクダを食べたレストラン

RESTAURANT TOZOROUS
rue Abou Elkacem chebbi No86

Avenue Habib Bourghibaを南下し、
右折。しばらく行くと右側にあります。
100%観光客しかいませんが、
良心的な値段で食事ができる上に、
ウエイターの男の子達はみんな感じが良く、
品の良いサービスをしようと言うのが
よくわかります。その上、トイレがきれい!(笑)
ここでは本当に珍しいので、そういう点でも
オススメです!


宿泊したホテル

RESIDENCE NIFFER
bab El-Hawa
(『Guide du Routard "Tunisie"』を
参考にしました!)

トズールには1泊しかしない予定なので、
立地だけで決めました。バスターミナルと
乗り合いタクシー場に近いのは満足でしたが、
皆さんにもとオススメするほどのホテルでは
ありませんでした。ちなみに、砂漠ツアーの
モハメッドさんのオススメは
RESIDENCE WARDAだそうです。



チュニジアへのおすすめ書籍

地球の歩き方 「チュニジア」
旅の指さし会話帳〈47〉モロッコ(マグレブ語)
Lonely Planet "Tunisia"(英語)
Michelin Neos Guide "Tunisia"(英語)
Guide du Routard "Tunisie"(仏語)

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