
(HAMMAMET(ハマメット)。カスバ(城塞)からの眺め)
2006年10月22日 4日目 ハマメット 快晴
昨晩は蚊にわずらわされることもなく、カラオケの音がうるさいこともなく、とてもよく眠れた。
目を覚ましたのは7時40分。栗とあやぴーを起こさないようにそっとバスルームへ行き、
日課のヨガ、体操、顔面体操などをして過ごした。
8時半にあやぴーが起きてきた。早速トイレ。あやぴーは便が固まってきたと大喜びだった。お腹の調子が悪いので、
フランスから持参したSMECTA(スメクタ)という下痢止め薬を飲ませていたのだが、まずくて嫌だと散々文句を
言っていたのだ。私もあやぴーの調子が良くなってきたことにホッとした。しばらくバスルームでUNOをして遊んだ。
9時過ぎに栗起床。みんな揃ったところで朝食に降りた。昨日食事をしたスナック・バーにてビュッフェ。
あやぴーはうず巻き型のデニッシュを2つ、ゆで卵を2個、そしてヨーグルト。飲み物はココアを作ってもらった。
(コーヒーやミルクはセルフサービス)。栗と私は、ゆで卵、サラミ、チーズなどはパスして、フランス式に甘いものを
中心にした。うず巻き型のデ二ッシュがおいしくて、3つも食べてしまった。周りはドイツ人ばかりだった。(それで
ハムとかチーズとかが多いんだなと納得。)
朝食係のおばさんが、あやぴーが絵を描いているのを見て、「あら、うちの娘と一緒。うちの子もいつも絵を描いてるん
ですよ。」と話しかけてきた。お嬢さんの年齢を聞くと、99年の5月生まれだと言う。あやぴーは8月生まれなので
同い年。おばさんは話し好きらしく、子供の話題から発展して教育のこと、介護のこと、社会のこと、女性の自由化のこと
など、色々な話を一緒にしてくれた。仕事中なのにいいのかなーと思いつつも、その国に住んでいる人から話を聞くのは
興味深いことが多いので、とてもうれしかった。おばさん、ありがとう!
一旦部屋に戻って身支度をしてから、メディナ(旧市街)へ行くことにした。
今日はとても良い天気で、海も空もさわやかな青さ。メディナの壁をつたうように作られた海沿いの散歩道を歩いていく。
日差しが強くて打ちのめされそうになった。真夏みたいだと驚きながら、頑張って歩いた。しばらくするとメディナが
終わり、大きな墓地が見えてきた。明日がラマダンの最終日だからか、お墓の掃除をしている人がたくさんいた。
日本のお墓参りを思い出させる光景だった。

(メディナで。左側がカスバ、右側がスーク(お店が立ち並ぶ通り)。)
散歩道が終わったところで墓地沿いをぐるりと周り、再びメディナに戻った。日曜日だからお店が閉まっているかと
思いきや、どこもかしこも全て営業中。熱心な客引きから逃れるようにしてカスバ(城塞)へ入る。ガイドブックには
入場料1,6ディナールと書いてあったが、夏休みの間に値上がりしたのか3ディナールになっていた。(何気にほぼ2倍に
なっているところがミソ。笑)。あやぴーの分はいいよと言われたので、御礼を言って中に入る。
この城塞は9世紀に建てられ、その後、オスマントルコ帝国やマルタ騎士団など領主を変えながら、地元の人達に守られてきたという。建物の中に入ると、不思議なくらい静かで、のんびりした雰囲気。鉄製の砲台が不似合いな感じだった。木陰に座ってしばらく休憩した。そのくらい外は暑かったのだ。
落ち着いたところで砦に登り、ぐるっと一周してみた。高いところからだと当たり前ながら眺めが良い。昨日泳いだビーチも見える。楽しい見学ではあったが、木陰を出ると日差しが強くてメチャクチャ汗をかいた。カフェでフレッシュオレンジジュースを飲んでいる観光客がいて、いいな~と思ったのだが、お腹へのリスクを考えて泣く泣く我慢することにした。
城塞を出た後はホテルに戻り、また昨日のスナック・バーでランチをすることにした。栗と私はチュニジア風サラダ、あやぴーにはトマトのサラダをオーダーした。ウエイターのおじさんがサービスだと言ってツナ、黒オリーブ、ゆで卵が入ったお皿をパンと一緒に持ってきてくれた。感激!

(チュニジア風サラダ)
チュニジア風サラダはニース風サラダに似ている。ニース風サラダの材料を全て1センチ角に切ったらチュニジア風サラダになるような感じなのだ。やはり地中海仲間なんだな~と思わずにはいられない。ただし、ここのチュニジア風サラダにはみじん切りのミントが入っていた。さっぱりした味は今日のような暑い日にとてもうれしい。
ガイドブックには生野菜を取らないようにと書いてあったが(下痢防止のため)、昨日ここで初めてサラダを食べた栗、そして私も、全然大丈夫だった。ホテル内のレストランだからだろうか。それで、今日はいよいよあやぴーにもサラダを解禁にしたわけである。トマト好きなあやぴーは大喜びだった。
食後、ウエイターのおじさん達とおしゃべりする。日本語を教えてほしいと言われたので、いくつかあいさつの言葉を教えてあげた。おじさんがお礼にと言って、あやぴーの名前をアラブ語で書いてくれた。すご~い!きれい!思わず、私の名前も書いてほしいとお願いしてしまった。おじさん、どうもありがとう!
スナック・バーを出た後は、ホテルの中庭にあるカフェでエスプレッソを飲みながら食休みした。あやぴーにはファンタオレンジを頼んだ。あやぴーはジュースには見向きもせずに野良猫を追いかけて遊んでいた。エスプレッソは残念ながら激まずだったが、木陰で過ごす静かなひとときはなんとも心地良かった。
このカフェには観光客だけでなく地元の人もお茶しに来ていた。「あれ?まだラマダンなんじゃないの?」と思ったのだが、これまで出会ったチュニジア人達の話を総合すると、ラマダンをしない人も結構多いらしい。だけど、そういう人たちはかなりこき下ろされている。それで、このような人目につかないカフェにやってくるのだろう。イスラム教と言うと盲目的な信者が多いような印象を受けるけれど、ここにも信仰心が少ない人がいることを知り、どの国も同じなんだとしみじみ思った。
つづく。。。
宿泊&食事をしたホテル
RESIDENCE HAMMAMEThttp://www.hammamet-residence.com
(『"Tunisie" voyager pratique Michelin
参考にしました!)
私的には今回の旅行中一番気に入ったホテルです。
オフシーズンだったからかもしれないけど、
リーズナブルな宿泊料金に拍手でした!
部屋はきれいで広く、キッチンまであるし、
屋上にプールがあり、中庭のカフェも雰囲気が良く、
駅にも中心街にもビーチにも近いという抜群の立地。
スタッフも優しい人が多かったです。
チュニジアへのおすすめ書籍
●地球の歩き方 「チュニジア」●旅の指さし会話帳〈47〉モロッコ(マグレブ語)
●Lonely Planet "Tunisia"
●Michelin Neos Guide "Tunisia"
●Guide du Routard "Tunisie"