Tunisia - チュニジア旅行記

チュニジア旅行記




(HAMMAMET(ハマメット)のビーチ)


2006年10月21日 3日目後半 ハマメット


まだ3日目前半をお読みでないかたはこちらからどうぞ。→3日目前半

まずはお昼ご飯。ホテル内のスナック・バーで食事ができると言うので入ってみた。お客は一人もいない。
シーンとしている。疲れた顔をしたスタッフにおそるおそる聞いてみると、食事ができると言われてホッとする。
外からあまり目立たない席に座ると、スタッフの一人がやってきて、ラマダン中なので、サラダとスパゲッティとピザしか
できないと言われたが、食べられるだけで十分。栗はシェフのサラダ、私はピザ(REINE(レーヌ)というハム、
マッシュルーム、オリーブ入りのスタンダードなピザ)、あやぴーはトマトソースのスパゲッティを頼んだ。
あやぴーのスパゲッティはいまいちだったが、私のピザは家で作るような素朴な味でおいしかった。
栗はとうとう生野菜に挑戦。おなかを壊さないことを祈る。。。

食事を終えて一旦部屋に戻ると、あやぴーがおなかが痛いと言い始めた。トイレに行かせると下痢。微熱もある。
下痢止めの薬をすぐに飲ませ、少しベッドに休ませた。実は昨日からややその気があり、昨夜は薬を飲ませたのだが、
今朝はあやぴーがその薬がまずくて嫌だというので飲ませなかったのだ。バカバカバカ、私のバカ!栗のバカ!
なんてダメな親なんだろうと腹が立ったが後の祭り。今夜と明朝は何がなんでも薬を飲ませるぞと決意する。

あやぴーは少し休んだら落ち着いた様子。海に行きたいと言うので準備することにした。あやぴーの手をつないだ栗が
驚いた顔で「あやぴーの手を触ってみて。」と言う。どうしたのかと思って急いであやぴーの手を取ると、
熱はすっかり下がっていた。海に行きたい一心で熱を下げたのかな。だとしたらすごい気力。。。(笑)
そのまま家族三人手をつないでビーチへ出かけた。ホテルの目の前にある通りを横断し、そのまま小道を進んでいくと、
すぐに砂浜が広がった。わぁっと声を出してしまった。真っ白な砂浜だったのだ。

しかし、いざ近づいてみるとゴミが多くて驚いた。オフシーズンだからビーチの清掃をしていないのかもしれない。
どこに腰を落ち着けるか悩み、うろうろ歩いた結果、あまりゴミがなくて、水もまあまあきれいそうな場所を選んだ。
あやぴーは早速ジャブジャブと水の中に入っていった。大はしゃぎである。遠浅の海なので子供にも安心。
水も思っていたほど冷たくない。日差しはニースよりはるかにまぶしい。

栗とあやぴーは少し泳いでから陸に上がり、大きな砂の城を作り始めた。大声で歌を歌いながらだったので、
オフシーズンで良かったと胸をなでおろす。私はスイス在住のご夫婦に話しかけられ、しばしおしゃべりを楽しんだ。
ご主人はチュニジア人で、奥様はスイス人。この近くに家を持っているので、スイスから年に3,4回遊びに来るのだそう。





暑くなってきたのでまたひと泳ぎする。その後、栗と子守りを交代した。あやぴーが「私の家を見せてあげる」と
言うので案内してもらった。砂の城の後ろに2メートルほどのプールができていた。あやぴーはそこに座ると、砂を握り、
おにぎりとマカロンだと言って、私にごちそうしてくれた。あやぴーとおしゃべりしながら、日課の体操をこなした。

夕日が沈み始めたのでホテルへ戻ることにした。栗がホテルの屋上にあるプールからだったら夕日が見えるはずだと
言うので、みんなで急いだ。ほんの少しだったけど、山と山の間に夕日が落ちていくのが見えた。屋上からの眺めは
素晴らしくて、しばしその場にとどまった。

部屋に戻ってきた後は、まず洗濯。それからお風呂に入った。このホテルにはテレビはないがそれは気にならない。
インテリアにはアイアン家具が多く使われているので、洗濯物を干すには絶好だった。(せっかくおしゃれにしているのに
申し訳ない気分ではあったが。。。笑)

8時少し前にホテルを出て、夕飯を取るために外へ出た。しかし、ヨーロッパでも有名なリゾート地ハマメットですら、
ラマダン中は閉まっているお店が多かった。ガイドブックで紹介されていたお店は全滅で、開いているのはいかにも
観光客相手の大きなお店ばかり。ジャスミンを売りつけてこようとする子供達が次から次に現れたりもして(これが
またひつこいんだ!汗)、段々栗と私は険悪モードになってきた。

こういうときはブラブラし始めるとキリがない。「諦めよう」とホテルに戻り、お昼ご飯を食べたスナック・バーで
夕飯を取ることにした。出かけるときにあいさつをしたウエイターさん達は、「あら、戻ってきたのね。」という雰囲気で
微笑むと、温かく迎えてくれた。栗とあやぴーはピザを頼み、私はお昼に栗が食べていたシェフのサラダを頼んだ。
飲み物はガス入りのミネラル・ウォーターに、せっかくなのでチュニジアの赤ワインをハーフボトルで頼んだ。



HAUT MORNAG 2002


カルタゴ地方で作られているワインは、古代から定評があり、大ローマ帝国も買い付けていたと言われている。
一口飲んでみると、太陽がさんさんと輝く国で作られているのがすぐにわかる力強い味がした。
ちなみにアルコール度は11,5%。

おなかがいっぱいになってくると、段々と幸せな気持ちが戻ってきた。あやぴーがまず私に、それから栗にと
絵を描いてくれた。栗と私はハッとした。あやぴーはさきほどの険悪な雰囲気を悟っていたに違いない。
栗がとっさに口を開いた。「さっき、パパとママが言い争っていたのは本当のケンカじゃないんだよ。あやぴーのために
良いお店を選びたかったのと、パパもママもおなかが空いているときはイライラするから、言い争っているように
聞こえるけど、パパとママは仲良しなんだよ。何でもないことなんだよ。」。そうあやぴーに弁解した。
私たちにとっては軽い言い合いでも、子供の目には深刻なこととして映ることもある。気をつけなくちゃ。。。

あやぴーが少しピザを残したので、そのかけらを紙ナプキンにくるみ、帰り道にホテルの中庭に住んでいる猫たちに
やることにした。紙ナプキンを開くと、匂いをかぎつけてか、ワッとものすごい勢いで猫たちが集まってきた。子猫も
くいぶちにありつくよう頑張っている。栗が母猫に食べさせてあげようと何度かトライしたのだが、そのたびに
全て子猫に取られてしまった。「やっぱり母親。子供を優先させているんだね。。。」と涙ぐましかった。

部屋に戻って歯磨きをする。本でも読もうかとベッドに入ったら、眠気が襲ってきてそのまま寝てしまった。


つづく。。。




宿泊したホテル

RESIDENCE HAMMAMET
http://www.hammamet-residence.com

(『"Tunisie" voyager pratique Michelin』を
参考にしました!)

私的には今回の旅行中一番気に入ったホテルです。
オフシーズンだったからかもしれないけど、
リーズナブルな宿泊料金に拍手でした!
部屋はきれいで広く、キッチンまであるし、
屋上にプールがあり、中庭のカフェも雰囲気が良く、
駅にも中心街にもビーチにも近いという抜群の立地。
スタッフも優しい人が多かったです。




チュニジアへのおすすめ書籍

地球の歩き方 「チュニジア」
旅の指さし会話帳〈47〉モロッコ(マグレブ語)
Lonely Planet "Tunisia"(英語)
Michelin Neos Guide "Tunisia"(英語)
Guide du Routard "Tunisie"(仏語)


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