
(ベルヴェデールの動物園でシカにえさをあげるあやぴー)
2006年10月20日 2日目午後 PARC DU BELVEDERE(ベルヴェデ-ル)
まだ2日目前半をお読みでないかたはこちらからどうぞ。→2日目前半
午後はトラムに乗ってベルヴェデール地区にある動物園へ行くことにした。トラムに乗るのは初めてなので
要領がわからない上に、車内がぎゅうぎゅうに混んでいたので、目的の駅で降りれるか心配だったが、
なんとか大丈夫だった。地図を見ながら動物園まで歩く。ようやく着いた。しかし、動物園は既に閉園していた。
午後2時半にクローズってありえない!どうして!?と思ったが、よく考えてみるとラマダン中。
ラマダン中にサプライズはつきものなのだ。え~ん!(涙)
でも、せっかくここまで来たのだからと、動物園の周りを歩いてみることにした。PARC(公園)と名付けられている
だけあって緑の多いゆったりとした場所。遠くにフラミンゴや孔雀をみることができたが、動物はいなかった。
松やユーカリが生い茂る森の中を歩く。車道もあるので排気ガスが気になったが、そのうち道路事情に目をとられ、
それどころではなくなった。マナーの悪い車のせいで大騒ぎになったり、何の前ぶれもなく道の真ん中で突然
停まる車があったり、交差点での車の行き交う様子など、ニースの交通事情もすごいけど、ここは更にそれ以上で
とても勉強になった。(栗はレンタカーすることに対して恐怖を感じ始めた模様。。。苦笑)
再び動物園が見えてきた。またもや孔雀がたくさんいた。檻の中に入っている子もいるし、外を自由に歩いている
子もいる。栗とあやぴーは番犬と仲良くなり、しばらくそこで遊びながら過ごした。遠くの方でシカにえさを
あげている人達が見えたので、行ってみようとそちらへ向かう。シカがたくさんいて、あやぴーは大喜びだった。
持参したクッキーを楽しそうにあげる。私達のほかにも地元の人らしい子連れファミリーが2,3組いて、
微笑ましい雰囲気だった。
公園内の散歩をしばらく続けた後、そろそろ帰ることにした。公園の入り口にあるカフェが開いていたことを
思い出し(ラマダン中は日中どこも閉まっているので、開いているお店は目立つのだ。)、そこでお茶しようと
道を急いだ。しかし、夕方ながらお店は既にクローズ。掃除をしているところだった。ラマダン中の営業時間は
本当に謎。。。(涙)
そのままトラムに乗って帰るのもなんなので、周りの人に見えないようこっそりミネラル・ウォーターを飲みながら
(私達はイスラム教徒ではないのでラマダンをしなくても良いのだが、周りの人のことを考えると飲み食いは
控えめにするのが礼儀かなと思い。)、木陰で休んで再出発。コースを変えて少し歩いてみることにした。
親切な人が、「どこに行きたいの?」と話しかけてきてくれて、道を教えてくれた。それも一人ではなく、何人も。
昨日の香水屋の一件があるので、「後でお金を取られるか、お店に連れて行かれるかも。」と恐る恐る対応していた
私だったが、今回は説明が終わると「チュニジアへようこそ。良い旅を!」と颯爽に去っていく人たちばかりで、
純粋に親切な人もたくさんいるんだなぁとしみじみ思った。
そのうちの一人が、「今日はスーク(旧市街の通り)に行くとすごい人だから、避けたほうがいいよ。」と
アドバイスしてくれたので、メディナ(旧市街)の一番外側の道を歩くことにした。
普通の人が普通に生活を営んでいる場所。特に何があるというわけではないが、私はこういう場所が大好き。
タイムスリップしたかようなレトロな雰囲気に心が和んだ。
あやぴーがよく歩いてくれたおかげで、あっという間にホテルへ到着。「全部歩いちゃったの?」と驚くあやぴー。
そう、全部歩いちゃったの(笑)。お疲れ様~。ベッドの上でストレッチをすると、背中や腰がグキグキ鳴った。
栗があやぴーとUNOで遊ぶ間、私は一人でシャワーを浴びさせてもらった。今日はお湯が出るまで昨日以上に
時間がかかってしまったけど、最後はなんとかなった。色々あったけど楽しい一日だったねと栗と話す。
ラマダン中は観光客にとっても大変だが、滅多にできない経験でもある。旅行中ずっとだったら耐えられなかった
かもしれないが、幸いあと三日で終わるらしいので、それまでは珍しい経験をさせてもらっていることに感謝して
ポジティブに過ごしたいと思う。
夕飯は昨日と同じお店に行った。昨日より少し遅い時間だったせいか、既にスタッフ全員が集まって食事をしている
ところだった。もしかして閉店?!と心配していると、若いオーナー(らしき人)がやってきて、入って入ってと
言うので席についた。昨日も来たのを覚えていてくれたようで、サービスと言ってなつめやしを出してくれた。
おいしい~!オーナーに感謝(涙)。その後、アリッサ(harissa=唐辛子のペースト) と緑色のオリーブも出てきた。
パンにアリッサをつけて食べる。辛いけど病み付きになる味。
前菜には昨日のリベンジでブリックを頼んだ。この店のは卵とパセリを春巻きの皮で包んで揚げたもの。添えられた
ライムを搾ってかけた。シンプルな味だった。栗はまた魚のスープ。あやぴーには仔羊肉のグリルをお願いした。
付け合せはフライドポテトとサラダだったのだが、おなかのためを思って生野菜は避け、フライドポテトだけ食べる
ようにと言った。あやぴーは仔羊肉もフライドポテトも大好きなので喜んで食べていた。
メイン。栗はオーナーおすすめの本日の料理に決めた。ほうれん草とお肉を丸めて作っているという肉団子の煮込み。
私が昨日頼んだイカとグリーンピースの煮込みに似ている。一口もらったのだが、肉団子が意外とあっさりしていて
食べやすかった。

(肉団子の煮込み)
私はメルゲーズのオジャをオーダーした。辛いトマトソースに野菜とポーチドエッグ、そして一口大に切ったメルゲーズ(辛いソーセージ)が入っている。メチャクチャ辛いけど、そのおかげで野菜の甘さが泣けてくるほどうれしい。ポーチドエッグを割ると中から黄身が出て、それが更にソースの辛さを和らげてくれた。栗の肉団子同様、意外とあっさりしているのもうれしい。パンにソースを浸しながらきれいに食べた。おなかいっぱい。大満足!

(メルゲーズのオジャ)
食後はミントティー。普段は紅茶を飲む時はノンシュガー党だけど、ここのミントティーには最初から
たくさんお砂糖が入っている。だけど、これはこれでいい。
ウエイターのお兄さんに明日チュニスを発つことを話し、お別れを言う。外に出ると、昨夜同様ものすごい人出。
昼と夜が逆転しているかのような賑わいに驚いた。屋台のような小さなお店でミネラル・ウォーターを買ったら、
あやぴーにと飴をもらった。あやぴーは飴を食べない子なので、「要りません。」と断ろうとしたが、
せっかくなのでもらっておきなさいと私が代わりに受け取った。
子供に親切な人が多いのは、子連れ旅行者にとってはとてもうれしいことなのだ。
3日目につづく。。。
夕飯を食べたレストラン
EZZITOUNA22, Avenue de Carthage
(『Guide du Routard
良心的な値段な上に、お料理もおいしいし、
ウエイターのお兄さんもきびきび働き者。
感じの良いお店でした!
(アルコールは置いてません。)
宿泊したホテル
HOTEL SALAMMBO6, rue de Grèce
(『Guide du Routard
超中心街という立地で決めた二つ星ホテル。
私達はとても気に入りました。
スタッフがみんな優しいし、古い建物だからか天井が広くて落ち着きます。
宿泊料金はバスルームの有無、トイレの有無、テレビの有無によって変わる模様。
朝食付きです。(バゲット、バター、ジャムに温かい飲みもの)
私達はあやぴーのことを考えてバス・テレビ付の部屋にしました。
トリプルは47ディナール(約4100円)。
一日ダブルだったんですが、そのときは33ディナール(約2900円)でした。
チュニジアへのおすすめ書籍
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