Tunisia - チュニジア旅行記

チュニジア旅行記




(チュニスのメディナ(旧市街)のテラスで見た素敵なタイル飾り)


2006年10月19日 1日目 TUNIS(チュニス)散策


まだ1日目前半をお読みでない方はこちらからどうぞ。→1日目前半

駅に行って電車の時間を確認した後、メディナ(旧市街)に入る。外壁に囲まれた旧市街はニースのそれよりはるかに広い。細い路地に色々な屋台が軒を並べている。品定めをする人、ひやかす人、道を急ぐ人、働く人、、、人・人・人ですごい熱気。前に進めないほどである。

ようやく混雑した道を抜けると、チュニジア人の男性に声をかけられた。
おしゃべりしているうちに、自分がメディナを案内しようと言い始めた。ガイドブックで偽ガイドの話を読んでいたので
警戒心はあったが、悪そうな人には見えないので、まぁいいかとついていくことにした。
栗がいるので、そう変なことにはならないだろう。。。

結果から言うと、この経験は良い意味でも悪い意味でも勉強になった。最後に香水を買う羽目になったので、
「だまされたんじゃない?」と言われれば否定はできないし、私はいまだにそう思っているけれど、
この方のおかげでメディナの説明が聞け、迷路のような場所を要領よく周れ、お店の二階に上って
タイル使いの美しいテラスや、そこからの景色を楽しむことができた。
その上、どの場所でも熱心にガイドしてくれた。

最後に彼のお店(香水店)に連れて行かれて香水を買うことになった訳だが、私は香料のアレルギーなので、
レモンのエッセンシャルオイルを頂くことにした。30mlで15ディナールと言われたので躊躇していると、
12ディナールにしてくれた。もっと値引きできたかもしれないけど、取りあえずもう帰りたかったので
12ディナール払い(1000円ちょっと)、お店を後にした。

私は「やられた。。。」と思っていたが、栗はむしろ喜んでいた。自分達だけだったら絶対こんなにぐるぐる周れなかったし、
お店の二階にテラスがあるなんて知らなかったから見なかったと思う。おまけにガイド料でエッセンシャル・オイルももらえたんだから悪くないんじゃない?と力説するので、私もそう思うことにした。

お店を出た後、再びメディナをうろうろしていたのだが、ものすごい人にものすごい数のお店。
段々とゲッソリしてきて、出口を目指すことにした。「こんにちはー。」「安いよ。」「見るだけはタダよ。」、、、
5秒ごとに日本語で声をかけられる。「ジャッキー・チャン!」と呼ばれることも多い。
最初は「私は中国人ではなくて日本人です。」といちいち応対していたが、そのうち疲れてきて素通りするようになった。

チュニジアの人はおしゃべりが好きなようだ。親切にフランス語であれこれ教えてくれる人も多いし、「日本のどこから来たの?」「アメリカのことはどう思う?」「フランスでの生活は?」と質問されることもあってびっくりした。ただの通りすがりだと言うのに。。。

ようやくメディナの出口についた。近くにあったカフェに入ることにする。観光客ばかりだったが、ここらで一息つきたい。(注・・地元の人たちはラマダンで、日暮れまでは何も飲み食いできないことをすっかり忘れていた。ラマダン明けにこのカフェの前を通ったら、地元の人もたくさんお茶を飲んでいた。)栗は途中からずっとあやぴーを抱っこしていたので相当疲れていたのではないかと思う。すぐに同意してくれた。栗と私はミントティー、あやぴーにはコカ・○-ラを注文する。私は店内に入って地元のっぽいお菓子を三つ選び、小皿に入れてもらった。



(左から、中に多分ナツメヤシ(デーツ)が入ったクッキー、はちみつコーティングがしてある揚げ菓子、ピスタチオのクッキー)


ニースで食べるとどっぷり甘いアラブ菓子とは違って食べやすい。驚くほど甘さも控えめ。「僕は一口でいいから。」と言っていた栗だったが、しっかり半分食べてくれました。逆にミントティーは飛び上がるほど甘い。でも、心身共に疲れていたのでこの甘さがうれしかった。元気が出そう。。。あやぴーは席を立ってテラスにいた子猫達と遊び始めた。静けさがありがたい休息のひととき。しかし、目の前の道路はすごいことになっていた。

さっきから見ていると、ここの人の運転はめちゃくちゃである。変なところに駐車するは、歩行者はお構いなく道を渡るは(あぶない~!)、クラクションは鳴るは、この喧騒はいったいなに?!と笑ってしまった。地中海はどこも似ているなぁ。。。(運転マナーの悪さで有名なニースですら、ここに比べれば赤子のようなものだと思うけど。。。)

小雨が降り出してきた。近くの売店でミネラル・ウォーターを1本買ってからホテルに戻る。(1,5l入り500ミリーム=30円ちょっとかな?)。栗とあやぴーはUNOで遊び、私は日記を書いた。テレビをつけるとフランスのチャンネルがあって驚く。あやぴー大喜び。その後お風呂に入った。最初なかなかお湯が出なくて、安ホテルだからかなと心配したけど、途中からちゃんと熱いお湯が出てきてくれたのでホッとした。お風呂の後、あやぴーに漢字の勉強をさせてから夕飯に出かけることにした。

ガイドブックで目をつけていたお店に行くと、ラマダンにつきお休み中だったので、同じ通りにあるもう一軒のお店に入ることにした。店内はチュニジア人しかいなかったのでちょっと焦ったが、ウエイターさんは流暢なフランス語を話すし、メニューもアラビア語とフランス語の二ヶ国語表記だったので大丈夫だった。

栗は前菜にスープを頼んだ。自家製と思われる魚のスープ。スパイスが効いているが辛すぎなくて、魚のダシがきいていて、なかなかおいしい。時々粗くつぶした魚の身がお目見えするのも良い感じ。私はブリック(チュニジア風春巻き・・by Wheelingさん)を頼んだのだが、忘れられてしまったようで出てこなかった。(涙)

メインはあやぴーには鶏肉のスパゲッティ。スパゲッティが短く切ってあってびっくりする。トマトソースが絡めてある赤いスパゲッティの上に、鶏肉(四分の一くらいの身)がでーんと乗っている。あやぴーは「辛い!」と言いながら食べていた。トマトソースだとばかり思っていたが、多少香辛料も効いているみたい。。。

栗が頼んだは牛肉と野菜のサフラン煮込み。シャクシュカ(Chakchouka)と言ったかな。あっさりしていておいしかった。私が頼んだのは本日の料理。イカとグリーンピースの煮込みだと言う。コクがあって、スパイスが効いていて、カレーのような感じでもある。激ウマ。ソースにパンを浸して、全部拭って全部平らげた。



(イカとグリーンピースの煮込み)


食後はミントティーを頂く。ガス入りのミネラル・ウォーターも飲んで、全部で15ディナール(1300円位)。
安いよね~。ニースでは考えられない安さである。ラマダン中だからか、私達がお店に入ったとき(7時半頃)はすでにお客がだいぶ出た後だった。一日中何も飲み食いしないので、日没と共に食事を始めるのだろうと思った。

レストランを出ると、街は老若男女、大勢の人が繰り出していてにぎやかだった。アンダルシア地方を思い出す。私達も少し散歩しようかと思ったのだけど、あやぴーが眠そうだったのでホテルに直帰した。あやぴー9時15分就寝。私達もすぐ後に続いた。


2日目につづく。。。



お茶を飲んだカフェ

ごめんなさい。名前はチェックしませんでした。
Avenue de France
フランス門を背中にしてすぐ右側。
観光客向けなので他のカフェより高めだけど、
メディナに疲れたときの救世主。

夕飯を食べたレストラン

EZZITOUNA
22, Avenue de Carthage
(『Guide du Routard』を参考にしました!)
良心的な値段な上に、お料理もおいしいし、
ウエイターのお兄さんもきびきび働き者。
感じの良いお店でした!
(アルコールは置いてません。)

宿泊したホテル

HOTEL SALAMMBO
6, rue de Grèce
(『Guide du Routard』を参考にしました!)
超中心街という立地で決めた二つ星ホテル。
私達はとても気に入りました。
スタッフがみんな優しいし、古い建物だからか天井が広くて落ち着きます。
宿泊料金はバスルームの有無、トイレの有無、テレビの有無によって変わる模様。
朝食付きです。(バゲット、バター、ジャムに温かい飲みもの)
私達はあやぴーのことを考えてバス・テレビ付の部屋にしました。
トリプルは47ディナール(約4100円)。
一日ダブルだったんですが、そのときは33ディナール(約2900円)でした。



チュニジアへのおすすめ書籍

地球の歩き方 「チュニジア」
旅の指さし会話帳〈47〉モロッコ(マグレブ語)
Lonely Planet "Tunisia"(英語)
Michelin Neos Guide "Tunisia"(英語)
Guide du Routard "Tunisie"(仏語)


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