ギリシャ、ロードス島、シミ島旅行 (2007年10月25日~11月6日)

(入口しか見れなかった騎士団長の館)
2007年11月5日(月) くもり時々晴れのち雨のちくもり 12日目後半 最終日午後
大満足でカフェを出た。アンボワーズ門に向かって歩き、そこから騎士団長の館を目指した。
今日は12時半から午後4時半までのオープンと聞いていたのだが、中に入ろうとすると、入口にたむろしていた
ギリシャ人のおばさん達がぎくっとし、口々に「クローズ!トゥモロー!」と言って、出口へと急ぎ出した。
私達にも外に出るように言うので、「まだ3時半にもなっていないのに。。。」と思いつつ、慌てるおばさん達と
一緒に外に出ることになってしまった。一人のおばさんが中から門を閉めると、最後にもう一度振り返って
私達に「トゥモロー!」と叫んだ。はぁ???
何が起こったのか訳がわからないうちに追い出されてしまったが、騎士団長の館が見れないということだけは
確かである。コスタ社のクルーズ客の見学が終わったのでクローズとなったのかな。ガックリ。。。
今回の滞在中にしみじみと感じたことは、「オフシーズンのロードス島は、団体観光客(大型クルーズ船)の
スケジュールで全ての営業時間が決まる。」ということ。少なくとも旧市街はそうである。
お金を落としてくれない個人観光客はどうでもいいと言った感じ。
これまで、同じ時期にギリシャの異なる土地を何度か踏んできて、ギリシャが大好きな私達だけど、
ロードス島は別。食事にしても、人にしても、自分達とは全く合わないことが良くわかった。
騎士団長の館が見学できなかったのも、相性が悪いからなんだろうなぁ。。。(苦笑)
閉ざされた門の前でしばらく呆然と立ち尽くした私達だったが、気を取り直して散歩を続けることにした。
アンボワーズ門からお堀を歩く。最初の滞在で半分は歩いているが、まだ残りの半分がある。
再び雨が降り始めたので傘をさす。泣きたい心を空が代弁してくれているかのようだ。
ロードス島なんか大嫌いだ~!!!(笑)
お堀を歩いている途中、地下道のようなところを発見した。当然、中に入る。道がいくつにも分かれていて
迷路のようだった。「こういう時は、壁を触る手が左なら、ずっと左側に進み、手を変えないことが鉄則。」と
栗が言うので、私達は左側に進んだ。しかし、大きな水たまりが道を防ぎ、それ以上進めなくなってしまったので、
予定を変更して右側に進むことになった。鉄則は何だったんだろう。。。(笑)

(聖ヨハネ騎士団員達が中世に歩いたかもしれない秘密の小道)
途中からランプの灯りが消え、先が見えなくなったので道を引き返すことにした。
栗と二人だったらそのまま進んでいたかもしれないけど、8才のあやぴーを連れているので冒険はできない。
少しだけど面白い経験だった。
雨足が段々強くなってきた。半分歩いたところで前回のスタート地点までたどり着いたので、予定通りそこで切り上げる
ことにした。再び旧市街の中に戻る。水たまりをよけながら歩いたものの、宿に着く頃にはずぶぬれになっていた。
部屋に入って休憩。栗は夕寝をし、私は日記を書いた。あやぴーはプレイモービルで遊ぶ。その後、私はあやぴーと二人で
ラミ(トランプゲームの一つ)をした。
ようやく落ち着いたので、夕飯前に新市街に出かけた。大きなスーパーを探してウロウロ。バスからマークス&スペンサーが
あるのが見えたのでそこに入ったが、かつてあったニース店とは違い、洋服だけで食料品コーナーはなかった。残念。
しばらく新市街を彷徨っていたのだが、こちらは活気がある。全ての店がクローズした旧市街とは裏腹に、バー、カフェ、
ショップ、どこもにぎやかに営業していて、地元の人たちでごった返していた。でもスーパーはない。。。(涙)
諦めかけたところに、にこやかな親子(母&娘)と目が合った。勇気を出して、「この近くに大きなスーパーは
ありますか?」とギリシャ語で聞いてみた。すると、「ネ!(YES)」という答えが返ってきた。おおっ!しかも、すぐ近くに
あるらしい。「私達もそこに行くからついてきなさい。」みたいなことを言われたので、二人の後ろを歩かせてもらうことに
なった。お母さんが「ここよ!」と教えてくれたので、御礼を言って別れた。それは田舎のデパートみたいな場所で、
地下に行くと、食料品や日常雑貨が置いてあった。フランスのスーパーに比べてしまうとお話にならない規模だけど、
町のあちこちで見るミニスーパーよりずっと品揃えが豊富だし、値段も安い。フランスに持ち帰る食料を少し買って店を出た。
にぎやかな新市街を後にして旧市街に戻ると、急にシーンとして、暗くて、人っ子ひとりいなくて、おかしな感じだった。
宿に入るとバーのコーナーが盛り上がっていた。オーナー夫婦と、ロードス島に住んで四年になるというフランス人男性の
三人がおしゃべりしていたので、私達も話しに加わった。しばらくすると、あやぴーと栗は部屋に戻ってしまったが、
私はそのままバーに残り、ウーゾ(ギリシャの定番アペリティフ)をごちそうになった。
フランスのこと、ロードス島での生活のこと、外国に住むということ(オーナー夫妻もここでは外国人。マダムのルイザは
オランダ人で、ご主人のグイドはイタリア人。)、多言語環境での子育てのことなど、色々な話をした。ルイザとグイドの
子供は二人とも五ヶ国語を話し、息子さんはロードス島を拠点にスキッパーをしていて(夏はよくコートダジュールに
来るらしい。)、お嬢さんはブリュッセルに住んでいるそうだ。騎士団長の館に入れなかった話をすると、ありがちなことだと
苦笑された。私達の想像は外れていなかったようだ。。。
ウーゾを飲み終えたところでみんなにお別れを言い(特に明日会えないグイドやフランス人の男性)、部屋に戻った。
栗とあやぴーはラミをして遊んでいたので、私は日記を書いた。今日の夕飯はどうしようかと考えた結果、シミ島に出る前に
行ったレストランはどうだろうという話になった。もしかしたらクローズしてるかな、、、と心配していたが、しっかり
営業していた。ラッキー!
テラスは満席だったので、室内に座った。お店のお姉さんが私達のことを覚えていて、笑顔で迎えてくれたのがうれしかった。
「これはお店からのプレゼントよ。」と言って豆の煮込みを持ってきてくれた。色々な豆が入っている煮込み。おいしい~!
私は豆類が大好きなのでとってもうれしかった。しかも、日本のカレーを思い出させるようなまろやかなスパイスの味が
いい。食に保守的なあやぴーもおいしいと言って、たくさん食べていた。お腹の調子が悪い栗もニンジンをつまんでいた。

(メチャクチャおいしかった豆の煮込み)
私は最後の晩餐なのでムーサカを頼んだ。つけ合わせは白いんげん豆の煮込みとジャジキ(キュウリのヨーグルトサラダ)。
あやぴーに少し取り分けしたが、喜んだのはジャジキだけだった。おいしいのに~!そのあやぴーはギリシャ風サラダ。
フェタ、トマト、キュウリ、紫玉ねぎ、オリーブに、ニンジン、ピーマン、赤ピーマン、紫キャベツ。あやぴーはやっぱり
野菜派なんだよねぇ。。。そして、栗はといえば、お姉さんに体調が悪いことを伝えて、素のスパゲッティを特別に
作ってもらっていた。ゆでただけのそっけないスパゲッティに栗は喜んだが、半分ほど残していた。パンとガス入りの
ミネラル・ウォーター(1,5L)を頼んで合計18,10ユーロ。ニースのレストランでは一人分にもならない値段である。。。
入った時間が遅かったこともあり、気がつくと私達が最後の客だった。ご主人が厨房の仕事を終えて、食器をさげに来た。
栗はたくさん残してしまったことを詫びていた。「胃の調子が悪くて。」という話をすると、「ウイルス性というのも
考えられるよね。わかる、わかる。そういうことはあるよ。」と言ってくれた。ご主人も、サービス係のお姉さんも
とっても優しくて、お料理もおいしかったし、値段も良心的だったし、最後の晩餐を気持ち良く過ごせたことに感謝。
二人に御礼とお別れを言ってお店を出た。
部屋に戻って荷造り。と言っても、大きなバックパック一つに手荷物用のリュックサックが二つ。
どうやら問題なくおさまりそうである。まだ水着やタオルが半乾きなのと、雨に濡れたサンダルなどがあるので、
それは明朝まとめる予定。あやぴーも私達を真似て荷造りしていた。トランプが入らないと栗に訴え、栗のリュックサックに
入れてもらっていた。順番にシャワーを浴びて歯磨き。いよいよ明日出発である。
ニースに、自分達の家に帰れるのはうれしい反面、少々悲しさも感じている。ロードス島は全く好きじゃないのに
不思議ではあるが、旅が終わってしまうということに寂しさを感じているのかもしれない。
HOTEL ISOLE
EVDOXOU 75 STR.tel (22410)20682
Mob 6938362212
http://www.hotelisole.com
家族経営のプチホテルです。
マダムのルイザは五ヶ国語を話すオランダ人で、
ご主人のグイドはイタリア人。
メチャクチャ優しいご夫婦で、
ホームステイをしているような気分でした。
値段も良心的だし、旧市街のメインストリートから
すぐ入ったところにあるという立地もグー。
オススメです!
夕飯を食べたレストラン
YIANNIS(Restaurant - Taverna)
Platonos 41
Old Town
25, Apellou str
Socratousを上って行くと、左側にPlatonos通りが
あるので、そこを進んで行くとあるらしいのですが、
私達はAgios Konstantinos (Saint Constantin)
から行きました。
食堂のような雰囲気ですが、お店の人が優しく、
ギリシャ料理がリーズナブルに食べれるのが良かったです。
二回行って二回とも満席状態だったので回転も良さそう。
毎年大体12月からクローズし、翌年3月から再開するそうです。
HOTEL ISOLEからは、ホテルを出て右側
(大通りと逆)に進み、レストランの横をすぐ左折。
そのまままっすぐ(遺跡を右に見ながら)行くと、
正面左側にお店が見えます。
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