ギリシャ、ロードス島、シミ島旅行 (2007年10月25日~11月6日)

((山の上から見下ろすシミ島の湾))
2007年10月29日(月) 快晴 5日目 ハイキング
6時45分、物音で目が覚めた。あやぴーはもう起きているようだ。
冬時間に慣れるために7時まではベッドから出ないと決め、ベッドの中でヨガと顔面体操をした。
そして、7時ちょうどにリビングに出た。あやぴーと一緒にテラスへ出る。今日も海が穏やかできれい。
全身マッサージと太陽礼拝だけやらせてもらうことにした。外でだと気持ちがいい!
まずは漢字の勉強。4,5日ぶりであやぴーはブーブー言っていた。それが終わってから、
私はコーヒー、あやぴーはオレンジジュースを飲みながら、ラミ(トランプゲームの一つ)をして遊んだ。
昨日は気が早るあまりにメチャクチャ早い時間に行動し始めてしまったので、今日はゆっくり、バカンスらしく
過ごそうと思い(笑)、栗も好きなだけ寝させてあげようと決めた。
外にいると小鳥のさえずりやロバの鳴き声が聞こえてくる。宿の裏庭にはロバだけじゃなくてヤギもいるのだと
あやぴーが教えてくれた。確かにコトコト鈴の音がする。ラミの後は数独をした。テラスは日差しが強くて、
今日も暑くなりそうだと思った。
8時15分栗起床。テラスでゆっくり朝ごはんを食べ、9時半出発。
近くにあるらしい旅行代理店に行ってみたのだが、あいにく閉まっていた。
ドアに電話番号の入った札がかかっていたので、広場の公衆電話から電話をかけてみたのだが、
もうシーズンオフなのでボートツアーも何もかも全部終了だと言われた。予想はしていたけどガックリ。
宿の近くのミニスーパーでサンドイッチの材料を買い、一旦部屋に戻った。
既にかなり暑かったが、水を飲んで、出かける用意をした。
ホリオ(高台の村)にある水車小屋跡からAgia Marina(アジア・マリーナ)のビーチまで歩いていこうと思いつき、
ちょうど宿のお嬢さん(港まで迎えに来てくれた女性)にバッタリ会ったので、道があるか聞いてみた。
すると、「あるけど、あまり整備されていないから結構ハードだし、遠いわよ。」と言われた。
「遠いってどのくらい?」と聞き返すと、「そうねぇ、一時間くらいかな。」という答えが返ってきて、私達はホッとした。
1時間なら大丈夫。しかし、岩肌の山道を想定して、栗も私も靴下にスニーカーを履くことにした。
あやぴーはどうしてもサンダルが良いと言うのでそのまま出発。
まずは高台にある水車小屋を目指した。高台のてっぺんに古い水車小屋が並んでいて、船で港に入ってきたときから
近くで見てみたいと思っていた。道を進んで行くと水車跡が他にもあって驚いた。
レストランになっているもの、人が住んでいるもの、色々あって面白い。
高台の一番上からはシミ島の湾が一望できて、それだけでもここに来た甲斐があったと思った。
門を開けて中に入り、いよいよ山道が始まった。と言っても、道は岩がゴロゴロしていて、かなり歩きにくい。
あやぴーはサンダルなので心配だったが、体重が軽いせいか快調に進んでいた。真夏を思わせる日差しなので、
時々日陰でお水休憩。無理はせず、ゆっくり進むことにした。岩山を登り切って、「さぁ、下はビーチかな?」と
期待するも、眼下にはなだらかな岩肌の斜面が広がった。まだらしい。。。(涙)

(岩肌の山道)
期待と落胆は何度も続いた。イコール、私達はいくつもの山を上り下りすることになった。
しかし、ここは豊かな場所だった。salahiさんのブログで見ていた海葱がたくさん生えていたし、
オレガノやセージと言ったハーブもそこら中にあり、優しい香りに包まれながら歩くのは心地良いものだった。
ヤギや羊の群れはもちろんのこと、イグアナのような大きなトカゲ、そして陸ガメにまで遭遇した。
あやぴーは陸ガメを持ち帰りたいと言ったが、当然却下。疲れもあると思うがグズグズ言い始めたが、先を急がせた。
ようやくビーチが見えた。一同大喜び。でも、すぐ下に行くことはできず、相変わらず岩道をジグザグと歩き続けるしか
なかった。でもこれが楽しいのだ。自然の中では自分がいかにちっぽけな存在であるかと言うことがわかる。
私達が汗をかき、息を切らせ、足をひねりそうになっても、自然はびくともしない。
よく環境運動で「地球のために、自然のために」という言葉を目にするが、そうではない。自然は滅びてもまた生き返る。
たとえ20年、50年、100年かかろうとその時間は地球にとっては取るに足らない短さなのだ。でも、私達はどうだろう。
自然を滅ぼすことにより、食べるものがなくなり、住む場所がなくなり、厳しい気候にも耐えていかなければない。
環境運動は「地球のため」ではなく、「自分達のため」なのだ、と、そんなことを考えながら歩いていた。
また、山歩きはゴールも大切だけど、その過程はもっと大切。疲れを感じながらも目に入る景色を愛おしく感じた。
青い海と青い空、岩肌の道、心地良い風、じりじり照らす太陽の光、高鳴る心臓の音、ひたいを流れる汗、、、
全てに感謝しながら、このひとときを忘れないようにと全身でしっかり受けとめて歩いた。

(陸ガメ)
ギリシャのごはん
http://blog.livedoor.jp/sevam_a/毎年バカンスをシミ島で過ごされている
salahiさんのブログです。
シミ島のレアな情報はもちろんのこと、
素敵な写真やエピソードからもシミ島の魅力を
垣間見ることができます。
ギリシャ料理のレシピも満載。
まるでギリシャにいるような
ゆったりした気持ちになれるブログです!
TAXIARCHIS HOTEL
http://www.taxiarchishotel.gr/index.html今回のバカンスで一番良かった宿です!
到着の時、港まで迎えに来てくれて、
帰りは港までのタクシーを呼んでくれました。
(しかも代金は宿の方で払ってくれていました。涙)
キッチン付きなので家にいるようにくつろげます。
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ロードス島へのおすすめ書籍
●地球の歩き方「ギリシアとエーゲ海の島々&キプロス」●旅の指さし会話帳〈24〉ギリシア(ギリシア語)
●ロードス島攻防記 (新潮文庫)
●Michelin Green Guide: Greece(英語)