ギリシャ、ロードス島、シミ島旅行 (2007年10月25日~11月6日)

(シミ島の港地区イァロス)
2007年10月27日(土) 快晴 3日目 タベルナ・ヨルゴスで夕飯
5時半になると、教会の鐘が一斉に鳴り始めた。シミ島にはたくさん教会があるとガイドブックで読んでいたが、
確かに宿の周りにも、ぺディ・ビーチへの道にも、小さな教会があちこちにあった。
様々な音の、様々な鳴り方をする鐘は、周りの山々にこだまし、いくつにも音が重なり合っていた。
とてもきれいだった。
6時45分。少し早いけど、完全に暗くなる前にレストランが連なる場所とやらを探しに行くことにした。
バイク乗りの集まるカフェとミニスーパーの間をまっすぐ進んで行くと、お店やレストランが並ぶ通りに出た。
トラックに乗っていた少年にイァロス(港)に行く階段の道を聞くと、流暢な英語で教えてくれた。
地理が少しわかってきたので通りを上ってみる。レストランやカフェ、バーなどが続き、どうやら夕飯の心配は
なさそうだとホッとした。道中、ちらりと港の夜景が見えたので、さらに道を上り、夜景スポットを探してみた。
しかし森のようなところに出てしまったので、上るのは諦めて少し下に行こうかと話していると、
それまで道に仁王立ちしていたギリシャ人のおばちゃんが、私達にギリシャ語で何かを叫んだ。
何言っているんだろうと栗と首を傾げていると、手招きをされた。
どうしたんだろうと思っておばちゃんのいる方に近づいてみたらビックリ!
なんとそこからは美しい港の夜景が見れたのである。
「わぁ~、すごい、すごい!おばあさん、エフハリスト ポリ!(どうもありがとう!)」と御礼を言うと、
おばあさんも多分「ね、ここからだときれいでしょう!」というようなことを言っていて、とても誇らしげだった。
そうだよね、誇らしいよね。本当にきれいなんだもの。私達は家族三人その場に腰を下ろし、しばらく景色を眺めた。
写真を撮ってみたけど思うようには写らない。本当にきれいなものはカメラでは再現できない。自分の目で見なくちゃと
思い直し、カメラはかばんにしまった。そして、この景色を忘れてしまわないよう目に焼きつけた。
しかし、悲しいかな。子供はムードもへったくれもない。
あやぴーが「お腹空いた~!」と言うので、後ろ髪を引かれながらもレストランへ向かうことにした。
salahiさんのブログで紹介されていた「タベルナ・ヨルゴス」。
看板が「ヨルゴス&マリア」になっていたので、ここでいいのかなぁと思いつつ中に入った。
ギリシャ音楽がガンガンにかかるテラス席に座る。ぶどうの木がテラスの天井一面を覆っていて、
スピーカーもぶどうの木にくくりつけられていた。ぶどうの乾いた実があちこちにぶら下がっているのも風情がある。
面白いところだね~、いい感じだね~と話していると、おじさんがやってきて(後にこの人がヨルゴスさんだと判明する。)、
キッチンで料理を説明するからついてきなさいと言われた。
結果、今日はジャジキ(きゅうりとヨーグルトのサラダ)、ホリアティキ(ギリシャ風)サラダ、
チキンのスブラキ(串焼き)に、ガエラと呼ばれる小魚のフライを注文することにした。
飲みものは赤のハーフワインとミネラル・ウォーター。
最初に、パンを乗せたカゴと、ジャジキとギリシャ風サラダが運ばれてきた。ジャジキはニンニクがピリッと利いていて
おいしい。あやぴーもパンにつけてモリモリ食べていた。ギリシャ風サラダは、フェタ、トマト、きゅうり、紫玉ねぎの
ほかに、ニンジンやキャベツ、ピーマンなども入っていた。

(ガエラ(小魚)のフライ)
続いてガエラとチキンのスブラキが登場。ガエラはニースで言うところのfriture(フリチュール)と同じで、小魚に小麦粉を
つけて揚げたものにレモンを絞ってかけて食べる。アツアツでうまい!あやぴーも大喜びだった。チキンのスブラキは
チキンの串焼き(ピーマンや玉ねぎも間に入っていた)に、ローストポテトとピラフ。このピラフがワイルドライスみたいな
感じでやたらとおいしい!私は事前にsalahiさんのブログで写真を見ていたこともあり、「これこれ、これだよ。
ようやく出会えたね!」という感動も大きかった。

(チキンのスブラキ。ピラフもめちゃうま。)
あやぴーは食事が済むと猫と遊び始めた。テラスには猫が二匹いたのだが、二匹とも丸々太っていて人懐っこい。
ギリシャで見る猫はガリガリに痩せている子が多いので、太った猫は珍しいと思った。でも、ここにいたら
毎日おいしいものを食べさせてもらえるから、太って当然かも。。。(笑)
栗と二人、ゆっくりワインを飲んでからお会計。(ワインは私達には酸味がちょっときつい感じだった。でも試しに
飲んでみたかったのでそれも経験。)おじさんに、「明日も開いてますか?」とギリシャ語で聞いてみたら、
「ネ(=YES)、ネ。」と笑われた。このおじさんに限らず、今回の旅行ではギリシャ語を話すたびに笑われる。
よほど発音が悪いらしい。。。(苦笑)
歩いて宿に戻る。実はこのタベルナ・ヨルゴスと宿は結構近くて、5分くらいで到着した。
栗とあやぴーは夕飯前にシャワーを浴びたのだが、その時、お湯があまり出ないと言っていたので、私は夕飯後に
シャワーを浴びることにしたのだが、まだダメだった。ひえ~ん。とりあえず、水で髪の毛だけ洗うことにした。
海で泳いだから衛生面は問題ないし、私は栗と違って肌に塩がついても痒くならない人なので、逆じゃなくて良かった。
歯みがきの後、私は日記を書き、あやぴーも私達のベッドに座って作文。手帳にお話を作って書いていた。
栗はガイドブックを読んでいた。しばらくするとあやぴーは自分のベッドに戻り、私はそのままウトウト眠ってしまった
のだが、夜中に怖い夢を見て二回も起きてしまった。どうやら食べ過ぎたようである。でもそのおかげで、あやぴーが
ベッドから落ちた音を聞き、見に行くことができたので良かった。
ギリシャのごはん
http://blog.livedoor.jp/sevam_a/毎年バカンスをシミ島で過ごされている
salahiさんのブログです。
シミ島のレアな情報はもちろんのこと、
素敵な写真やエピソードからもシミ島の魅力を
垣間見ることができます。
ギリシャ料理のレシピも満載。
まるでギリシャにいるような
ゆったりした気持ちになれるブログです!
TAVERNA GEORGIOS & MARIA
"TABEPNA ΓΙΩΡΓΟΣ ΜΑΡΙΑ"Tel 22460 71984
港とホリオをつなぐ階段を上って行くと
一番上の方にあります。
ぶどうの木が覆っているテラス席が目印。
"ΓΙΩΡΓΟΣ ΜΑΡΙΑ"という看板が掲げられています。
上記のsalahiさん一家もお気に入りのタベルナで、
salahiさんのブログにもお料理が紹介されてます。
私達はオフシーズンだったこともあり、
他のレストランはみんな閉まっていて、
ここしか開いていなかったのですが、
毎日楽しく通いました♪
TAXIARCHIS HOTEL
http://www.taxiarchishotel.gr/index.html今回のバカンスで一番良かった宿です!
到着の時、港まで迎えに来てくれて、
帰りは港までのタクシーを呼んでくれました。
(しかも代金は宿の方で払ってくれていました。涙)
キッチン付きなので家にいるようにくつろげます。
次のページに進む
ロードス島へのおすすめ書籍
●地球の歩き方「ギリシアとエーゲ海の島々&キプロス」●旅の指さし会話帳〈24〉ギリシア(ギリシア語)
●ロードス島攻防記 (新潮文庫)
●Michelin Green Guide: Greece(英語)