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Greece : Athens and Cycladic islands



(ERMOUPOLISの街並み。左側の高台がベニス人が建てたカトリックの教会。右側の高台はギリシャ正教会。)

2004年10月30日(土)晴れ
シロス島→アテネ


7時15分起床。一人でヨガと体操をする。
ニースでの日常生活では、朝はバタバタしていて、ヨガのポーズを1つだけした後は朝食を取って出かけるか、
出かけない日はすぐにPCに向かい、コーヒーを飲みながらメールや掲示板のチェックをすることが多い。
しっかり体をほぐすのは寝る前である。しかし、朝にゆっくり時間を取る方が自然なように思う。
ヨガや体操をしていると、体にエネルギーが充満するのを感じるのだ。
「今日も一日楽しく過ごそう!」と元気いっぱいになる。

顔の体操をするために鏡を見ると、左頬に吹き出物が一つできていてショックを受ける。
脂っこい料理を続けて食べたせいだろうか。。。
数ヶ月前には右頬にニキビができたのだが、そのときは不意につぶしてしまったので未だに跡が残っている。
今日できたニキビはつぶさないように気をつけようと誓った。

栗とあやぴーが起きたので、朝食に出ることにした。宿を出てすぐにあるXIOY通りのカフェに入る。
ウエイトレスのお姉さんにパンがあるか聞いてみると、ないという返事。飲み物はここで頼むから、
隣のパン屋さんで買ってきたものを持ち込んで食べてよいかと聞いてみたら、快くOKしてくれたので、
私が家族代表として一人でパンを買いに行くことになった。

昨日栗と私が食べたフロマージュ・ブラン&はちみつ&シナモンのブリオッシュはなかったので、
小さなクロワッサンがたくさん入った袋を一つに、ナッツとシナモン入りのしっとりしたパウンドケーキを
一つ購入してカフェに戻った。栗に「またそんなにたくさん買って!」と笑われたが、ラクラク完食。
ケーキは栗と二人でシェアしようと思っていたのだが、栗は一口食べると「甘すぎる!」とギブアップ。
私が残りを一人で食べることになった。確かに甘かったけど、おいしかったので大満足。

今朝はエスプレッソではなく普通のコーヒーを飲むことにした。不思議なことにネスカフェと注文する。
ミルク入りでお願いすると、よくミルクが泡立っていて、フランスで飲むカフェオレのようだった。おいしい。
味も雰囲気も値段も、昨日の朝に行ったカフェより数段良かった。
メニューはギリシャ語のみだが、旅の後半になり、少しながらギリシャ語の見分けがつくようになっていたので、
焦らずにコーヒーの種類を選ぶことができた。

宿の部屋に戻って荷支度。アテネは1泊だけなので、全員の1泊分の用意を私のリュックサックに詰めた。
そうすれば栗の大きなバックパックを開けないで済む。部屋に荷物を置いたまま、最後の散歩に出ることにした。
港に出て海を見ながら歩く。今日も魚がたくさん見えて感動。
防波堤を歩き、一番突端まで行ってから、腰をおろした。私達が宿泊したシロス島の首都ERMOUPOLISの街が
よく見える。日差しがあまりにも気持ち良くて、このままずっとここで座っていたい気分だった。

あやぴーがのどが渇いたというので港に戻る。途中、海底でエイらしきものが泳いでいるのを目撃した。
もしかしたらただの魚かもしれないが、栗も尻尾を見たと言い張る。「本当にエイかもね!」とワクワクしながら
歩いた。海沿いのカフェに入り、いつもと同じように飲み物をオーダーする。
あやぴーにはフレッシュオレンジジュース、栗と私はフラッペ(アイスコーヒー)。ミルクと砂糖入りで。
栗とあやぴーは日差しが強すぎると言って、パラソルの中に入ったが、私はそのまま日向にいた。
顔の日焼けは気になるが、この太陽ともあと少しでお別れかと思うと、1秒でも長くまぶしい光の中にいたかったのだ。

11時半になったので、カフェの支払いを済ませて宿に戻った。荷物をもち、おじいさんに部屋の鍵を返して船着場に向かう。
5分もせずに待合所に着き、そこで乗船時間が来るのを待った。本日の船はハイスピードと言うカタマランの船。
12時に船がシロス島に着港すると、待合所の門が開いた。皆が船内に急ぐ。指定席だが場所があったので、大きな窓の
ある席に三人横並びで座ることにした。


(私達が乗ったハイスピードという船)
予定通り12時15分に船が出発。音もなく、振動もなかったので、気がついたら動いていたという感じ。
窓から外を見ると、ERMOUPOLISの街や、昨日泳いだビーチなどが見えた。到着したのは夜だったので、
新鮮な気分で景色を眺めた。しかし目的地はアテネ。島とはもうこれでお別れである。
少しずつ小さくなっていくシロス島を見ていたら、悲しい気持ちでいっぱいになった。
私達の旅はもう終わってしまったのだ。。。

今回は3時間程度のクルーズなので、エコノミークラスにした。それでも広々としている。
中心部は向かいになった四人席や六人席などがあり、そのコーナーは満席。オフシーズンと言えども、意外に多くの人が
乗っているようだ。外国人観光客の姿はあまりなく、聞こえてくるのはギリシャ語ばかり。
テレビがあちこちに設置されていて、飛行機のように救命ベストや避難方法についての説明が入った。
女性乗務員のジェスチャー付きである。おお~っ!

午後1時近くになったので、BARに行ってサンドイッチを買うことにした。しかし、ほとんど売り切れ!(汗)
あやぴーには最後のターキーサンドを買い、私はチーズパイを食べることにした。
ミネラル・ウォーターとポテトチップスを一袋買って席に戻る。栗はパイを食べたくないと言って、別の売店に行き、
ギリギリ間に合ったと言いながら、ターキーサンドを手に持って帰ってきた。

食後あやぴーをトイレに連れて行った後、子供用の小さなすべり台があるプレイランドに行くことにした。
あやぴー大喜び。年下の男の子と意気投合し、二人でおいかけっこをしながらすべり台で遊び始めた。ここではフランス語も
日本語も通じないとわかっているらしく、ガガガガーとかヒューヒューとか、何語でもない擬音語で他の子供たちと
コミュニケーションを取るあやぴー。ギリシャ人の子供達も、最初はあやぴーにギリシャ語で話しかけてくるけれど、
ギリシャ語がわからないのを見ると、同じように音を発して遊んでくれる子が多い。あとはボディランゲージ。
時々お互いがお互いの言葉を真似ることもあるようで、今日も「はーい!」と返事をするあやぴーにつられて、
一緒に遊んでいたギリシャ人の男の子も「はーい!」と言った。微笑ましい光景である。

あやぴーはひとしきり動いた後、プレイランド内に設置されているテレビでアニメ鑑賞。しばらくしてから席に戻ると、
目の前に街が見えた。アテネに近づいてきたようだ。

ピレウス港に到着。船を出ると、もわっとした熱気に驚いた。島より暑いかもしれない。駅までの道はすごい人で、
前に進むのが大変だった。都会に戻ってきたのだと改めて痛感。早速地下鉄のチケットを買い、車両に乗り込んだ。
ちょうど四人席が空いていたので、バックパックを肩からおろし、腰かけた。

地下鉄を乗り換えて、島に出るまでアテネで滞在していたホテルに向かった。歩いているうちにあやぴーの記憶が少しずつ
戻ってきたようで、子供達が写っている大きな写真の垂れ幕とか、教会の場所はもちろんのこと、「ここはママが
怒っていた場所」など、思い出さなくてもいいことまで覚えていてくれた。。。(涙)

ホテルに着いてチェックイン。アテネを出る時に支払いは済ませてあったので、部屋に通してもらうだけ。その時は
シャワー・トイレなしの部屋しか空いていないということだったのだが、空きが出たのかシャワー・トイレ付きの部屋が
あると言う。差額を払って変えてもらうことにした。今回案内されたのは3階の34号室。前の14号室とはかなり差がある。
こちらの部屋の方が新しくてずっときれい。特にシャワー室は雲泥の違いで、同じ宿泊料金なのにと驚いた。

荷物を置いて再びアテネ観光へ。パルテノン神殿を見ながら散歩開始。Monatriaki駅からAthinas通りを北上していると、
あやぴーがおなかが空いたと言うので、前にお昼ご飯を食べたカフェでお茶することにした。
三人でフレッシュオレンジジュースを飲み、栗はおやつにロールケーキ、あやぴーは苺入りのヨーグルトを食べた。
ヨーグルトを一口もらったのだが、濃厚でおいしかった。あやぴーはまだ食べ足りないと言うので、
更にロールケーキを買い与えたのだが、半分でギブアップ。私は何も食べたくなかったので、
残りは栗が食べるはめになった。

Athinas通りを更に北に進んで市場に向かう。パロス島からの船で出会ったアテネ在住のフランス人女性が
「土曜日は開いているかわからないけど、おもしろいから市場に行ってごらん。」と勧めてくれたのだ。

しばらく歩くと大きな市場にぶつかった。まずは肉市場から。生臭い匂いが鼻をつく。あちこちに皮をはがされた仔羊が
ぶらさがっていて、かなり怖い。とは言いながらも、主婦の性でさりげなく値段チェック。その場で挽いてくれる
牛挽肉が1キロ2ユーロとか、スペアリブの塊が1ユーロとかメチャクチャ安いのでびっくりした。
土曜日の夕方(=市場の終わり時)に行った事もあるのだろうけど。

横断歩道を渡り、通りの向こうの市場へ。こちらには青果の屋台、ソーセージがずらりとぶらさがった豚肉専門店、
生きた鳥や卵などを売るお店など、安心して見ることができるお店ばかりだった。ギリシャ語だけでなくアラビア語の
表示もしてあって、フランス人女性が言っていたように異国情緒たっぷり。オリーブやスパイス、魚の干物など珍しい
食材も売られていた。値段もフランスよりずっと安い。市場ごとニースに持ち帰りたい気分になった。

市場を見学した後は、アテネのモンマルトルと呼ばれているPLAKA地区をブラブラし、ギリシャ旅行の記念に三人で
Tシャツを購入した。あやぴーも自分のものは自分で選んだ。その後パルテノン神殿の脇を通って、ホテルに戻った。
途中であやぴーが「おしっこがしたい!」と言い始めたので全員速足で歩いたが、間に合わないといけないと思い、
途中からは栗があやぴーを肩車をした。栗は「これでおもらししたら最悪だよな。」と心配していたが、
無事ホテルの部屋までたどり着くことができた。良かった。

ベッドに横になって少し休憩してから、交代でシャワーをあびる。夜の8時近くになったので、ホテルの近くのタベルナに
夕飯を取りに出かけた。ギリシャ最後の夜なので、ゆっくり食事を楽しむ。チャズキ(栗はこのお店のものが一番
気に入ったそう。味が軽いのだとか。)、大きくてボリュームたっぷりのギリシャ風サラダ、チキンとポークのスブラキ
(串焼き)。一緒に出されたパンは、軽くグリルしてあって、オリーブオイルがかかっていて美味しかった。
MYTHOSというギリシャのビールを1本頼み、栗とシェアして飲んだ。1,5ユーロのミネラル・ウォーターも頼んで
18,9ユーロ。ギリシャ滞在中、ここが一番安いお店だったような気がする。のんびり食休みしてからホテルに戻った。
明日の夜はニースの家で寝るかと思うと不思議。フライトは午後5時50分。それまで何をしようかな。。。


シロス島のホテル
Room Marina(ルーム・マリナ)

15, odos Petrokokkinou
港から歩いて5分。
船を出て、真っ直ぐ前に進み、
時計が目印のXIOY通りの中を入って行く。
2,3本目を左折して歩いて行くと左側にあります。
安いからそれほど快適ではないけれど、
広い部屋が魅力。立地も良いです。
(フランスのガイドブック「Guide du Routard 」で見つけました!)

朝食を食べたシロス島のカフェ
CAFE BAR「ENZO」

Xioy 20
ネスカフェ(ミルク入り)2ユーロ
フレッシュオレンジジュース3ユーロ
さりげない雰囲気が居心地の良いカフェです。
パン屋さんはお隣(Xioy 16)。
袋入りクロワッサンは重量で値段が変わります。
私が買ったナッツとシナモンのケーキは1,5ユーロ。

夕飯を食べたアテネのタベルナ

名前の判読が定かではないんですが、

PSITOPOLEIO

Drakoi 3-5
地下鉄Singrou-Fix駅の階段を登ったところにある
(「Sygrou/Drakou」の出口)、広場のレストランです。
テラス席がたくさんあるのと、
レストランの外壁に串焼きやら
お肉やらの絵が描いてあるのが目印。

アテネで泊まったホテル
Marble-House Pension

http://www.marblehouse.gr
超お勧め!という訳ではないけど、
予算がない人にはいいかも。
アクロポリスの丘、ゼウス神殿まで徒歩15分。
部屋によって大きな差があります。
34号室がお勧め!
(フランスのガイドブック「Guide du Routard 」で見つけました!)



次にすすむ。。。




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