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Greece : Athens and Cycladic islands


(1日ボートツアーに参加しました!)

2004年10月23日(土)晴れ
サントリーニ島(ティラ島)


6時45分に目が覚めてしまい、暗い部屋の中で30分体操をしてから、一人で外に出かけてみた。
雲が出ていたので朝日は見れず。風があるので意外と肌寒い。
ロバを連れて歩くおじいさん以外にはあまり人に会わず、その静けさが気持ち良かった。

ホテルに戻ったものの、まだ栗とあやぴーが寝ているだろうと思い、
ロビーのソファでしばらく本を読むことにした。
8時を過ぎたので部屋に戻ると、既にあやぴーが起きていて、「ママ、どこに行ってたの?」と聞かれた。

栗は昨日あやぴーを肩車しすぎたのか、何か背中がおかしいとのこと。
「ちょっと乗ってみてくれる?」と言われたので、恐る恐る栗の背中に乗って歩くと、
あやぴーが「私も乗りたい!」と言うので、二人して栗の背中に乗った。
気をつけないと落ちてしまうのがおもしろいようで、あやぴーはキャーキャー言っていた。
そんなのでも、だいぶ調子が良くなったらしく、栗は喜んでくれた。

朝食時には、部屋の冷蔵庫から、昨日スーパーで買ったヨーグルトを出してきて一緒に食べた。
ギリシャ風ヨーグルトはフランスでもとても有名で、せっかくだから本場ものを食べてみたかったのだ。
かなり濃厚な味。脂肪分10%というだけのことはある。

朝食後、栗がホテルのお兄さんにボートツアーの申し込みをしてもらった。一日ツアーと半日ツアーとあったので、私達は10時45分発で午後4時半着という一日ツアーの方をお願いしてもらった。

10時前にホテルを出て、まずフィラの中心街にあるケーブルカーの乗り場を目指した。
ボートツアーが出る小さな港はケーブルカー乗り場の真下にあるのだ。
徒歩で20分位と聞いていたので、歩いて階段を下り始めると、ロバに乗らないかと盛んに声をかけられた。
「歩きだと45分かかるよ!」「いやいや、1時間はかかるよ!」と言われたが、
20分と聞いているので全く心は揺れなかった。それにここのロバ達は何となく哀愁が漂っていて、
かわいそうな感じがしたのだ。

港までの階段は意外と急だったが、あやぴーも頑張って歩いてくれた。
小さな船着場はボートツアーに参加する人でいっぱい。出発前にトイレに行くと、とてもきれいで驚いた。

私達が乗るはずだったユーカリプス号は、船長が病気で欠航とのこと。
(それを聞いた時、栗が仮病と決めかかんばかりに大笑いしたので、女性ガイドはかなりムッとしていた。汗)
急遽、別の船に乗るように指示を受ける。木で出来たレトロっぽい船。
「帆があったら最高だったのに。」と船好きの栗が残念そうに言った。

ボートツアーは、まずサントリーニ島の向かいにある火山島の訪問から始まる。
毎日上から見ていた火山島に上陸するのだ!15分ほどで対岸に到着。
周りには黒い岩がびっしりと積み上げられていて、不思議な光景である。
ガイドから、火山口への入場料1,5ユーロを支払い、各々の言語で書かれたパンフレットをもらって、
見学するように言い渡された。自由時間は1時間半とのこと。

クレーターにたどり着くまで30分近く歩いただろうか。
煙が上がっているところは硫黄の香りがして、箱根を思い出し、懐かしくなった。
周りの景色を眺めながら、クレーターを一周する。
ここから見るサントリーニ島はかなり迫力があり、自然の雄大さに改めて驚いた。

昨日歩いた道が見えるねなどと話しながら、のんびりと歩いて船に戻る。
ガイドが人数を確認した後、船は予定通り12時20分に火山島を出発した。

火山島Nea Kaimeni の次は、隣にある小さな島Palea Kaimeniを見る。
ここは温泉があることで有名なのだが、船が入っていけないため、
温泉に行くには船から50mほど泳がなければならない。
と言う訳で、船が沖に停泊している間、希望者だけが水着に着替えて出発することになった。

あやぴーはさすがに連れて行けないので、栗と私は交代で行ってくる事にした。
水が冷たいらしく、キャーキャー言う人が多い中、栗はザブーンと飛び込むと、ものすごい勢いで泳ぎ始めた。
しかし、なかなか戻ってこない。ちゃんと間に合うかしらと気を揉んでいると、無事栗の姿が見えてきた。
一番に戻ってきてくれた。バトンタッチして今度は私が出発。途中で他の人達と合流できたので、安心した。

温泉までの水は冷たいといえども、まだまだ許容範囲である。逆に、温泉の水は思っていたよりぬるく、
心地良い水温はところどころだけだった。帰りは向かい風だったので泳ぐのに疲れたが、なんとか無事船に到着。
とても楽しかった。ボートツアーに参加しなかったら出来なかった経験でもある。
それにしても、朝から山に登るは、海を泳ぐは、体力を使うツアーだこと。。。(笑)

最後はThirassia島。2時間のランチ休憩だそうだ。
ツアー客はほぼ全員、船着場にあるレストランに駆け込んだが(午後1時半を過ぎていたので)、
この島には山の上に村があるので、私達はまずそこを見に行くことにした。
ロバに乗らないかとお誘いを受けたが、断って歩く。上り坂は意外と急で、日差しもかなり強い。
私は空腹と疲労とで段々不機嫌になってきた。逆に、あやぴーは肩車をせがむことなく、一人で頂上まで歩いてくれた。
栗があやぴーと遊びながら歩いてくれたおかげである。

村の入り口にあるレストランを通り過ぎる。おじさんから声をかけられたのだが、断って歩き続けた。
しかし、何もかもが閉まっていて、全く人の気配がしない。野良猫のための村なんじゃないかと思えるほどの静けさである。
ここではもう観光シーズンが終わってしまったのだろう。
散策は切り上げ、先ほど通り過ぎたレストランに入ることにした。おじさんは大喜びで迎え入れてくれた。

この店にはメニューがないが、その代わりにおじさんがキッチンに連れて行ってくれて、材料を指さしながら
料理の説明をしてくれる。どうやらメインは串焼きらしい。あやぴーにはチキンを頼み、栗と私はいかの串焼きを
お願いした。それとギリシャ風サラダを1つ。おじさんが、「ちょっと食べてみなよ。」と言って、
サントリーニ名物のトマトとじゃがいものお好み焼きみたいなものを渡してくれた。おいしい!
おじさんが庭でイカを焼くと、磯の香りがしてきて、お醤油を持ってくれば良かったと少し後悔した
(栗にそう言ったら笑われた。)。イカを食べるのは久しぶりだったのでうれしかった。
あやぴーも相当おなかが空いていたようで、チキンを完食。
食事の途中に、おじさんがまたもやトマトとポテトのお好み焼きのようなものをサービスだと言って持ってきてくれた。
おじさんってば・・。(涙)

食事を終えた後、席を立って周りの景色を眺めた。自分がまるで絵の中にいるのではないかと錯覚してしまいそうなほど
美しく、ここまで頑張って歩いてきて本当に良かったと思った。

後から、同じボートツアーに参加している老夫婦が一組来て、私たちと同じように食事をした後、
アメリカのカリフォルニア州から来ているという中国系の若夫婦が一組やってきた。
あやぴーを見て、「こんな小さい子がこんなハードな坂道を登ってきたの?!」と驚いていた。
アメリカ人が大半を占める30人ほどのボートツアー客の中で、山の上にある村まで登ったのは、私達を含めた
この7人だけだった。

予定より早く船着場に戻れたため、デッキに座って魚にクッキーをやった。水が透明なので魚がよく見える。
ニースにはいない柄の魚がいたりしておもしろかった。

全員船に乗り込み、とうとう出発。風があるので波が高い。ゆれるばかりでなく、水しぶきが激しくなってきた。酔うかと思ったが、何とか切り抜けることができた。船は対岸にあるOIA(イア)に立ち寄った。
ここでツアーを終える人もいるらしい。

船が泊まったのは、昨日私達が泳いだところではなく、もっと東の方。地図を見るとARMENI港だと思われる。
昨日とは違う景色が見れてうれしかった。半分ぐらいのツアー客をおろすと再出発。船はサントリーニ島沿いを進みながら、
今朝出発したフィラ港に向かった。昨日苦労して歩いた道が良く見えて感慨深い。よく考えると、私達はフィラからイアまで、
徒歩、バス、船と三通り試したことになる。各々見えるものが違うので、面白い経験となった。

フィラ港から街中に戻るには、絶壁の階段を上らなければいけない。しかし、疲れているあやぴーを連れて歩くのは
大変すぎるだろうと言うことになり、頂上までケーブルカーに乗って行くことにした。
一人3,5ユーロ、三人で10,5ユーロだが仕方ない。あやぴーは段々小さくなっていく港を見て喜んでいたので良かった。

時間があったので、インターネットカフェに寄り、栗と交代で仕事関係のメールチェックをした。
一瞬だが現実に戻されて疲れを感じる。栗にそうつぶやくと、全く同感だと苦笑いしていた。

ホテルに戻るなり、あやぴーは元気を取り戻し、「今日は私も泳ぎたかったのに、一度も泳げなかった!」と
文句を言って、水着に着替え始めた。しばらくプールサイドで水遊びをした後、お絵かきをして遊び、それから
栗と一緒に昼寝ならぬ夕寝をした。島では時間に追われることなく、のんびりできるのがいい。

(左上がチャズキ、右上がちょっとくどかったFAVA、
そして中央がトマトとポテトのお好み焼きのようなもの。
お好み焼きはサントリーニ島名物料理の中で一番のお気に入りとなりました!)

7時過ぎにホテルを出て夕食へ。今日は風があって寒かったので、テラス席ではなく、レストランの建物の中に入った。
いつも通り黒オリーブのペーストがおつまみに出てきた。トマトときゅうりのサラダ、チャズキ、トマトとポテトの
お好み焼きのようなもの、そしてFAVAと呼ばれるサントリーニ島名物エジプト豆のピューレを頼んだ。
今日は赤のハウスワインがなかったので、白を頼んだ。もちろん島のワインである。赤と同様、とってもおいしくて、
栗は飲み込んだ後の戻りが良い感じだと言っていた。お店を出る時に、フランス語を勉強中だというウエイターさんに
お別れを告げた。ウエイターさんから、「A l’annee prochaine !(ア・ラネー・プロシェンヌ=また来年!)」と
言われ、本当に来年もまたサントリーニ島に来れたらいいのにと思った。そうしたら、同じホテルに泊まって、
またここに毎晩食事に来ようと思う。。。

9時頃ホテルに戻り、夕寝をしていたあやぴーと栗がシャワーを浴びた。歯を磨いて全員就寝。
サントリーニ島での最後の夜である。


今回のギリシャ旅行で一番良かったホテルです!
Villa RENA(ヴィラ・レナ)

http://www.santorini.gr-santorini.com/hotels/rena/
(サイトの写真ではいまいちそうですが、
実物は素敵です!)


家族経営のこじんまりとしたホテル。
FIRAの繁華街から10分ほど歩きますが、
そのおかげで静かだし、カルデラが見えない分、
宿泊料が信じられないほど安いです。
プールもあるし、テラスもついているし、
プールサイドでのボリュームのある朝食も
宿泊代に含まれているので、とってもお得!
普段ホテルを切り盛りしている息子さんは
物静かながら、誠実で頼れる存在。
逆に、朝食をサービスしてくれるお母さんは陽気で、
いかにも「マンマ」と言った感じです。
毎年、11月1日から3月31日まで休業。
オープンは4月1日から10月末までとのことです。

昼飯を食べたレストラン
Panorama

Thirassia島の船着場から村への階段を登り切ったところにあります。
メインは串焼きバーベキューですが、
自家製ムサカなど家庭料理もあり。
眺めはいいし、料理もおいしく、良心的な値段なので、
頑張って山を登る価値は大!

夕飯を食べたレストラン
Poseidon

バスターミナルから中心広場に行く途中にあります。
テラスで食事できるのが心地良く、
料理もおいしくて、価格も良心的。
定番ギリシャ料理以外にも
サントリーニ島料理やワインが味わえます。
私達は毎晩通ってしまいました。
お勧めです!
(フランスのガイドブック「Guide du Routard」で見つけました!)



次にすすむ。。。




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