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Greece : Athens and Cycladic islands



(サントリーニ島。最北端の村イアで。)

2004年10月22日(金)晴れ
サントリーニ島(ティラ島)


目覚し時計をかけて、全員8時起床。プールサイドのテラスで朝食をとった。
昨日ガイドブックを拾ってもらった老夫婦と一緒にCNNを見ながらおしゃべり。日本で台風があったと知った。
身支度を済ませ、9時にホテルを出発した。
今日は、サントリーニ島の最北端にあるOIA(イア)という街までハイキングなのだ。

まず、ホテルから丘を登り、火山島が見える方面に向かった。あとはひたすら海沿いを歩く。
時々道がなくなるので、車道に出たり、戻ったりしながら、小さな村を二つほど通り抜けると、
私達を囲むものは自然だけになった。
深く青い海からそびえ立つ絶壁の崖は怖くなるほど美しかった。
世界的リゾート地としてのサントリーニ島ではない、火山噴火で生まれた荒々しい自然を誇る島としての姿を
見ることができた。

1時間ほど歩いたところで休憩することにした。丘の上には小さな教会があったが、人はいない。
子猫が二匹やってきたのであやぴーは大喜び。早速一緒に遊び始めた。ゆっくり休んだ後、再出発。
一匹の子猫が私達の後をついてきてしまったので、栗が心を鬼にして追いやった。
あやぴーは残念そうにしていたが仕方がない。

イアの細くて長い街を歩く。ここもやはり白い街。よく見ると洞窟を使った家があっておもしろい。
昼食のためにカフェに入った。疲れと暑さから、栗も私もレストランでしっかり食事をする気分ではなかったのだ。
ここはガイドブックに載っていたお店だったのだが、ウエイトレスのお姉さんはものすごく愛想が悪い。
イアはサントリーニ島の中でも一番スノッブな場所らしいので、愛想を振り撒かなくても客が入ってくるのだろう。
コートダジュールと同じだなと栗が笑った。

栗と私は各々ギリシャ風サラダを頼み、あやぴーにはトマトときゅうりのサラダを作ってもらった。
チャズキを頼んでシェア。ギリシャのトマトは実がしっかりしていておいしい。チャズキもやみつきになる味である。
あやぴーは食後にアイスを食べ、私はフラッペ(アイスコーヒー)を頼むことにした。
アテネではブラックで飲んで濃すぎたことを思い出し、今日はミルクと砂糖を入れてもらった。美味!
栗にも一口飲ませてあげた。

ゆっくり食休みをしてから村を散策することにした。
海沿いの道を歩いてきた時には片手で数えられるほどの人にしか会わなかったのに、どこからわいて出てきたのか
アメリカ人団体観光客がいっぱい。前に進むのにも苦労するほどである。
おみやげ屋や宝飾品店が連ねるメインストリートを歩いていくうちに、私は段々がっかりしてきた。
ガイドブックにも書いてあったので覚悟はしていたが、この村は恐ろしく観光的だったのだ。。。
美しい景色を見ながらのんびり歩いていたのはつい数時間前のことなのに、まるではるか昔に見た夢のように思えた。

私達はメインストリートから外れ、迷路のような路地裏を歩くことにした。白い壁、水色の屋根、丸い塀。
きれいな建物はほとんどがホテルやペンションと言った宿泊施設だったのだが、中には人が住んでいるような家もあり、
何となくほっとした。

(良く見ると洞窟っぽいところもあるイアの街並み)

しばらく歩くと、古い要塞のような場所にたどり着いた。眺めが良かったので、しばらく景色を見入った。
あやぴーが海で泳ぎたいと言って止まないので、眼下にビーチを探したのだが、どこを見ても崖がそのまま海にまっすぐ
降りていて、泳げそうな場所はない。しかし、真下にあるヨットハーバーで泳いでいる人が見えたので、
とりあえずそこに行ってみることにした。

強い日差しの中、急な階段を三人で下っていく。ビーチがないか周りを少し探したが、やはり見つからなかった。
仕方ないので、ヨットハーバーの脇にあった、長さ3m、幅1mくらいのミニミニビーチに荷物を置いた。
先に水の中に入った栗が、「意外とあったかいよ!」と教えてくれたので、あやぴーと私は安心して海に入ることができた。
ここは火山島なので黒砂。水が透明なので、めだかのように小さな魚がたくさんいるのが見える。
鴨が四羽群れながら泳いでいたのを見て、「海と鴨という組み合わせは不思議だよね。」と話した。
私達には見慣れない光景だったのだ。

あやぴーは早々に陸に上がり、小石を集めておままごとをし始めた。栗と私は交代で子守りをしながら泳いだ。
と言っても、水浴び程度ではあったが。そこに、見たことのある夫婦が通りかかった。
なんとそれは、昨日ガイドブックを写させてくれた夫婦であった。サントリーニ島は狭い!
私は、帰りのバスでガイドブックが見つかったこと、それを見つけてくれたのが同じホテルのフランス人夫婦だったこと、
親切にして頂いたのにきちんと御礼が言えず後悔していたことを話した。再会できて良かった!

二人が去っていった後、栗が変な生き物を見つけた。太いムカデのような赤い毛虫。
栗はそれを棒ですくうと、岩の上に置いた。三人で観察。
通りかかった地元の人から、「それは刺すから触っちゃダメだよ。」というようなことを言われた。それは困る。
栗は水たまりのような場所に毛虫を戻し、周りに石をしっかり置いて、毛虫が逃げないようにした。

午後4時になったので、そろそろ帰ることにした。ビーチでこっそり着替えて、行きに下ってきた坂道を上る。
冷たかった体はすぐ汗だくになった。栗は疲れたというあやぴーを肩車。お疲れ様。

バスターミナルを探して歩くと、昨日乗ったようなバスがちょうどやってきた。思わず手を上げる。
すると、バスが止まってくれた。フィラ行きか確認をしてから乗り込んだ。バスは私達が今朝歩いた山道の下の道路を
くねくねと走り、15分ほどでフィラのバスターミナルに到着した。ターミナルそばにあるスーパーで、水やお菓子、
ヨーグルトなどを買って、ホテルに戻った。

あやぴーは部屋に着くなり、すぐさま水着に着替えてプールサイドで遊び始めた。私はヨーグルトを冷蔵庫に入れたり、
荷物を片付けたり。栗と交代であやぴーの子守りをしながら、シャワーを浴びた。その後、栗が、明日参加しようと
思っているボートツアーのことと、明後日のパロス島行きの船のチケットについて、街中の旅行会社に話を聞きに行くことに
なった。あやぴーが楽しく遊んでいるのを中断させて連れて行くのも何なので、栗一人で行ってもらうことにした。

戻ってきた栗から、明日のボートツアーは朝に予約すれば良いこと、そして、パロス島行きの船は出発日が
日曜日のため、正午発があるという報告を受けた。オフィスは夜の10時まで開いているそうなので、
夕飯の前にでも一緒に行こうと言われた。

ひとしきり遊んだ後にシャワーを浴びたあやぴーが、急におなかが痛いと言い始めたので、しばらくベッドに寝かせる
ことにした。退屈しのぎのためにテレビをつける。チャンネルを変えながら番組を選んでいると、ホームドラマのところで
「ここにして!」とあやぴーが叫んだ。言葉がわからないのに、一生懸命見ているばかりでなく、時々笑っているのが
不思議だった。

ようやくあやぴーの腹痛がおさまったようなので、ホテルを出て街中に出かけた。
まず公衆電からあさってのパロス島のホテルを予約。それから、旅行会社でパロス島への船のチケットを購入した。
全ての用事が済んだので、昨晩と同じレストランへ行った。

昨日もいたドイツ人ファミリーとイギリス人夫婦がいたので軽く会釈する。
今日はトマトとキュウリのサラダをみんなでシェアし、あとは各々一品注文することにした。
あやぴーはサントリーニ島のソーセージにフライドポテト、私はムサカ、栗はトマトとポテトのフリッター。
今日もおつまみに黒オリーブのペーストが出た。飲み物は地元の赤ワインとミネラル・ウォーター。
昨日と同じように、テラス席でおいしく、楽しく食事をした。
若いウエイターさんはフランス語を勉強中とのことだったので、私達はフランス語とギリシャ語を混ぜながら会話した。


今回のギリシャ旅行で一番良かったホテルです!
Villa RENA(ヴィラ・レナ)

http://www.santorini.gr-santorini.com/hotels/rena/
(サイトの写真ではいまいちそうですが、
実物は素敵です!)


家族経営のこじんまりとしたホテル。
FIRAの繁華街から10分ほど歩きますが、
そのおかげで静かだし、カルデラが見えない分、
宿泊料が信じられないほど安いです。
プールもあるし、テラスもついているし、
プールサイドでのボリュームのある朝食も
宿泊代に含まれているので、とってもお得!
普段ホテルを切り盛りしている息子さんは
物静かながら、誠実で頼れる存在。
逆に、朝食をサービスしてくれるお母さんは陽気で、
いかにも「マンマ」と言った感じです。
毎年、11月1日から3月31日まで休業。
オープンは4月1日から10月末までとのことです。

昼飯を食べたレストラン
Cafe Flora

ロケーションは抜群ですが、
愛想が悪いのであまりお勧めではありません。
(フランスのガイドブック「Guide du Routard」で見つけました!)

夕飯を食べたレストラン
Poseidon

バスターミナルから中心広場に行く途中にあります。
テラスで食事できるのが心地良く、
料理もおいしくて、価格も良心的。
定番ギリシャ料理以外にも
サントリーニ島料理やワインが味わえます。
私達は毎晩通ってしまいました。
お勧めです!
(フランスのガイドブック「Guide du Routard」で見つけました!)

次にすすむ。。。




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