チンクエ・テッレ旅行記
2009年12月27日(日) 2日目 くもり 時々 晴れ
(レヴァント、リヴァ・トリゴーゾ、夕飯)

(Levanto(レヴァント)の通り)
再び山道になり、素朴な階段をひたすら下った。城砦跡のような建物にぶつかり、その脇の道を下りて行くと海になった。長い山道の終わりはあっけないものだった。それでも無事到着したことに安心した。サン・アントニオ教会跡から一時間半かかったので、日没ギリギリだったし。。。
海沿いのベンチに座り、夕暮れの海を見ながら休憩した。持参したポテトチップスを食べながらおやつタイム。少ししてから、帰りの電車に乗るべく駅を探した。確か街中ではなく、少し北だったと記憶していたが、市街地図を見たらやはりそのとおりだった。海沿いのベンチからは少し歩く模様。。。(汗)
疲れ始めたあやぴーをなだめつつ、歩を進めた。偶然にもお祭りの行進に遭遇。旗投げをする騎士を始めとして、中世の衣装をまとった人達が練り歩いていた。おお~っ。そこから更に北上し、ようやくLevanto(レヴァント)駅に到着した。電車の切符を買うも、30分時間があったので、カフェに入った。栗と私はカプチーノ。あやぴーはファンタオレンジを飲み、おやつにクリーム入りの揚げパンを食べた。
時間が近づいてきたのでカフェを出てホームへ行こうと歩いていると、あやぴーがブタブタ(ブタの小さなぬいぐるみ)を入れたリュックサックをカフェに忘れてきたことに気がついた。一同猛ダッシュでカフェに戻る。あやぴーのリュックサックは先ほどまで座っていた椅子にかかっていた。ほっ。。。
17時40分の電車は二階建てだったので、二階に乗り込んだ。途中で検札のために車掌さんが来たけれど、座っているのは私達と若いカップルだけ。この若いカップル、最初はラブラブだったのに、突然ケンカが始まった。男の子が時々声を荒げるのが気になったが、あっという間にRiva Trigoso(リヴァ・トリゴーゾ)駅に着き、私達はそこで電車を降りた。
坂道を上り、トリゴーゾの村に入った。昨年、ここはPresepio(プレゼーピオ=キリスト誕生の様子を描いた模型)が有名だと宿のマルチェッロに教えてもらい、確かに素晴らしいものだったので、今年も見に行こうと教会へ向かった。昨年は遅い時間に行ったこともあり、誰もいなかったのだが、この日は結構人が多くて驚いた。ここのプレゼーピオは毎年風景を変えることでも有名なのだそうだが、確かに昨年とは全く違う作りになっていた。(→
昨年のプレゼーピオ)

(トリゴーゾのプレゼーピオ)
今年は田舎風。電気仕掛けで色々動くのが面白い。朝から夜になり、仕事をしている人の手が止まり、家に灯りがつく。月と星が空に出て、やがて家の明かりが消える。夜が終わるとまた朝がやってくる。ニワトリが鳴き、人々が働き始める。細部まで本当によく作ってあって感心した。おさい銭というか拝観料兼寄付金は二ヶ所に置いた。一つはプレゼーピオの前に置かれた募金箱。もう一つは昨年も見た乞食人形。あやぴーがコインを入れたら乞食人形が御礼を言いながら(もちろんイタリア語で!)おじぎをした。
宿に戻って休憩。その後、あやぴーは漢字をしてからニンテンドーDSで遊び、私はあやぴーの漢字を見てから日記を書き、栗は夕寝のあとに筋トレ。各々の時間を過ごした。あっという間に夕飯の時間になり、食堂へ向かった。一番乗りだった。マルチェッロに今日の話をすると、よく歩いたねと言われた。確かに。。。(笑)
明日もしかしたら行くかもしれないポルトフィーノへの相談をしながらワインを決める。せっかくなのでレヴァントのワインを頂くことにした。(Levanto "Canuet" 2008, Collini di Levanto Rosso D.O.C)。フルーティーで軽く、飲みやすいワイン。
プリモはGnocchi alla bottarga(からすみのニョッキ)。ニョッキにからすみ、オリーブオイル、タイムというシンプルな味付け。だけど最高においしい。ニースではあまりからすみを食べる機会がないので、メチャクチャ感激だった。

(からすみのニョッキ)
セカンドはTriglie alla sestrina(セストリ・レヴァンテ風ヒメジ)。ヒメジのソテーとグリーンサラダ。ヒメジは身がプリプリしていて、火の入れ加減が良かった。どことなくホッとする味なのもうれしい。グリーンサラダにはリグーリア州のオリーブオイルとバルザミコ酢をかけて。あやぴーはヒメジは少し残したけど(もちろん、栗と私で頂きました!)、グリーンサラダは大喜びで人一倍食べた。
デザートはcreme caramel(プリン)。何故かチョコレートソースがかかっていたが、甘すぎるのでよけて食べた。あやぴーはスプーンでチョコレートソースをいじり、パトリック(犬のぬいぐるみ)を描いていた。なかなか上手に描けていて驚いた。食後に栗はイタリアの濃いエスプレッソを飲み、私はデカフェイナート(カフェインレスのエスプレッソ)を薄めにいれてもらった。部屋に戻り、TV5(フランス語放送)でソフィー・マルソー主演の「ラ・ブーム2」を見た。11時就寝。
宿泊場所
LOCANDA DEL BORGO
(ロカンダ・デル・ボルゴ)
http://www.locandaborgo.it
若いご夫婦マルチェッロとバルバラが経営している
全部で五部屋の小さな民宿です。
イタリア語、英語、仏語の他に、ドイツ語も少しできるそう。
夕飯はシーフードが多く、あっさりした味なのが日本人好み。
ワインも充実しています。
ただ、セストリ・レヴァンテの中心街ではないので、
車がない方にはちょっと厳しいかも。
車のある方には、チンクエ・テッレ旅行の宿としてオススメです。
宿から駅までは歩いて五分もかからないので、
チンクエ・テッレへは車を置いて電車で行動するのがベスト。
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