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Greece : West Crete



(ハニアの港)

2005年10月26日(水)晴れ - ハニア-スタブロス


7時半起床。体操とヨガをした後、フェイスケアと顔面体操を済ませる。あやぴーは8時15分起床。
トイレに行った後、テレビ鑑賞。昨日は「アラジン」だったけど、今日は「リロ&スティッチ」を放映していた。
しばらくすると栗も目を覚ました。今日は昨日とは違うカフェに行って朝食。
2,8ユーロのコーヒーとトーストセットを頂いた。マーガリンと苺ジャム付き。

一旦宿に戻り、支度をしてから長距離バスターミナルに向かう。今日はビーチで一日過ごすので、パスポートや
カードと言った貴重品は部屋に置いていくことに決めていたのだが、栗が突然「嫌な予感がする」と言い始め、
貴重品を取りに宿に戻ることになった。あやぴーと私はバスターミナルで待機。バスの出発時間に間に合うかどうか
心配していたが、5分で戻ってきたので驚き、そして安心した。無事スタブロス行きのバスに乗り込んで、いざ出発!

スタブロス(STAVROS)は、ハニアの北東に位置するアクロティリ半島の北端にある。バス片道1,6ユーロ。
荒々しい運転に道中ヒヤヒヤした。細い道でもお構いなしでスピードを出す。対向車がぶつかるんじゃないかと
目を閉じることも何度かあり、しっかりシートベルトを締めるようにした。
途中、2度ほどスーパーで荷降ろしした後、ようやくスタブロスに到着した。
途中から寝てしまったあやぴーを起こす。40分程度のことであったが、あまりの激しい運転に、あやぴーは車酔いを
してしまい、しばらくぐったりしていたのだ。寝てしまったことは本人にとっても、私達にとっても幸運だったと言える。

バスを降りると、何もないことに驚いた。タベルナが2軒続いているだけで、あとは本当に何もない。誰もいない。
シーズンが終わったことを物語る虚しいビーチベッドに荷物を置かせてもらい、あやぴーは早速水着に着替えた。
私と栗は、交代で子守りをしながら、ビーチの周りを散策。岩場の方を歩いてみた。意外と波がある。
栗が死んでいた魚を一匹拾ってきたのであやぴーは大喜びだった。

しばらく遊んだので、荷物をまとめて更に散策を続ける。
ちょこちょこと家はあるが、あまり人のいる感じはしない。15分ほど歩くとまたビーチがあった。
やはり誰もいない。腰を下ろして波を音を聞く。静かなひととき。あやぴーは例のごとく貝殻を拾い始めた。
「ママ、ここすごいよ。貝殻がいっぱいある!」と言うので、私も一緒に探してみることにした。
ある、ある、いっぱいある!きれいな色の貝もある。
あやぴーは大きくて平たい石を持ってきて、その上に見つけた石を並べ始めた。その石が貝でいっぱいになると、
今度はもっと大きな石を運んできた。そしてその石もまもなく貝でいっぱいになった。お店ごっこのようで楽しかった。
その間、栗は気持ち良さそうに昼寝をしていた。

お昼になったので、最初のビーチの方に戻った。ちょうどガイドブックに載っていたタベルナがあった。
地元のおじさん達が集っていたのを見て、そこに入ることに決めた。ぶどう棚の下のテラス席に着く。
よく見ると、ぶどうの房が大きい。長さ30センチ、横20センチくらいの立体形をしていて、蜂の巣のようだった。

中からおかみさんと思われるおばさんがやってきた。メニューを開き、今日作れるものを教えてくれた。
とりあえず、トマトときゅうりのサラダとジャジキ(きゅうりのヨーグルト風サラダ)を頼み、
それから私はウサギ肉の煮込み、栗は地元産ソーセージを頼んだ。あやぴーには取り分けることを言い、
フライドポテトをお願いした。私達の料理の付け合せも山盛りのフライドポテトだったのだが。。。(苦笑)

ウサギ肉の煮込みは、うなるほどのおいしさだった。にんにくのスライスがたくさん入っていたが、全然臭くない。
少し取り分けてあげるとあやぴーも大絶賛し、よく食べてくれた。栗のソーセージはいかにも自家製っぽい素朴な味。
ハーブの香りも強い。ここスタブロスは「Zorba the Greek」という映画が撮影された場所だと言うので、
せっかくだからとZorba(ゾルバ)ビールとやらを頼んでみた。1本500mlだとは知らず2本頼んでしまったので、
全部飲みきるのが大変だった。。。(笑)

食後は栗がネスカフェ、私はギリシャ風コーヒーを頼んだ。
ギリシャ風コーヒーは粉々になったコーヒーの豆がそのまま入っていて、ちょっと飲みにくいこともあるのだが、
ここのは飲みやすくておいしかった。普段コーヒーにお砂糖を入れない私も、ギリシャ風コーヒーはお砂糖入りで
お願いする。栗に一口あげると、「ほんとだ!おいしいよ。」と驚いていた。アテネ空港のカフェで飲んだギリシャ風
コーヒーとは雲泥の違いだったとか。これプラス、大きなミネラル・ウォーターも頼んで、お会計は21,80ユーロ。
ニースでは考えられない値段である。。。

午前中にあやぴーが水遊びをしたビーチに戻ると、たくさん人がいたので驚いた。いつのまにやってきたのだろう。
ビーチベッドの管理小屋がオープンしていたのでレンタル料金を聞くと、ベッド2つとパラソルのセットで5ユーロだと
言うので、借りることにした(ニースだったらベッド1つも借りれない値段・・。汗)。
栗はベッドの上でまたもやお昼ね。あやぴーは水遊び。最初は一人で遊んでいたあやぴーだったが、
「一人じゃプールが作れない!」と言い、「パパ~、パパ~、プール作って~。」と叫び始めたので、
栗は昼寝を中断せざるを得なくなってしまった。ベッドから立ち上がると、砂浜のあやぴーに近づき、穴を掘り、
プールを作っていた。

風があるので肌寒い。その割には泳いでいる人が多いので、水の中に足を入れてみると、水が意外と温かいことに
驚いた。早速中に入ってみる。遠浅で泳ぎやすいビーチ。風のせいで波があったが、陸に戻ってマスクとチューバを
つけてみた。海底が砂のところには何もいなかったが、小さな岩場には少しだけ魚をみることができた。
と言っても、昨日ほどではない。小さな鯛のような魚と、虹のような色をした魚の子供と思われるものの二種類だけだった。

陸に上がって、栗とあやぴーのプール作りを手伝った。栗とあやぴーもしばらくして泳ぎ始めた。
風が吹くと、外にいるより水の中の方が暖かいのではないかと思えた。寒くなってきたので着替えることにした。
無料シャワーと更衣用ボックスがあったので、使わせてもらう。着替えを終えた後は、三人で砂浜を歩きながら、
きれいな貝殻を探した。

ビーチの目の前にそびえ立つ山に、羊の集団が現れた。海の近くに羊がいるのは何か不思議な感じ。
水際に近づくものあり、山の上の方に行くものありと、てんでバラバラなようでいて、羊の群れは南から北へ、
半島のようになっている山の岬を目指すように移動していった。

帰りのバスが午後5時半だったので、それにあわせて帰り支度をした。少し時間が余ったので、ビーチの周りを散策。
栗が岩場に塩ができている場所を発見したと言い、見せてくれた。本当に塩になっている。あやぴーと私は感動だった。
どこからともなく現れたシェパード犬がずっとついてきたので一緒に歩いた。動物好きのあやぴーは大喜び。

時間の5分前にバス停に戻ると、既に7,8人の観光客がバスを待っていたので、私達もその隣に座り、一緒にバスを待つ
ことにした。まもなくバスがやってきたので、犬にお別れを言ってバスに乗り込んだ。全員が席につくと、
ものすごい勢いで出発。時計を見たら5時28分。早目に行っておいて良かったと思った。。。(笑)

バスの中ではクレタ島の音楽がかかっていた。オリエンタルな感じの音楽である。
あやぴー、爆睡。続いて私も目を閉じた。目を覚ました時は既に見慣れた市内の景色になっていた。
栗曰く、車内では誰一人として喋ることがなく、とても静かだったとか。
みんなクレタ島の音楽に聞き入っていたのかもしれない。頭にこびりつく強烈なメロディーは、どれも同じ様な印象を
与える不思議なものだったから。。。

長距離バスターミナル到着。あやぴーを起こす。バスターミナルと言っても、決まった場所があるわけではない。
運転手さんは適当な場所にバスを停める。朝にも思ったのだが、このターミナルには指定の位置というものが存在しない。
みんなメチャクチャに停めていて、時間になるとどこからともなくバスがやってくる。そして、係員が行き先を叫ぶ。
待ってなんてくれないので、ぼやぼやしていてはいけない。素早く乗らないと、バスは行ってしまうのだ。。。
もっと組織立ててやればいいのにと思う一方、これで回ってるんだから変える必要がないとも思う。
不思議なバスターミナル。。。

栗はねぼけたあやぴーを肩車しながら歩き、宿に戻ってからシャワーを浴びた。その後、栗が一人で外出。
明日はSOUGIAに移動するので、公衆電話から宿の予約をしてもらったのだ(テレフォンカードはキオスクで購入)。
ギリシャ語とドイツ語しか話せないという宿のご主人とのやりとりは相当大変だったらしいが、無事
「大人2人、子供1人」と伝わったそうで、栗は「予約できたよ!」と笑顔で戻ってきた。私もホッとした。
(あやぴーと私はその間持参したトランプで神経衰弱をして遊んだ。)

夕飯はまた同じカフェへ。栗と私はまたもやジロス(ケバブ)。野菜も食べたいと思い、今日はサラダではなく、
ゆで野菜を頼んだ。すると、大皿にクレタ島のほうれん草、ズッキーニ、じゃがいもがバーンと盛られて出てきた。
あまりのボリュームに焦った。おまけに、あやぴーが頼んだソーセージのプレートも、2種類のソーセージが2本ずつに、
ベーコン3枚、プラス山盛りのフライドポテトとすごい量だったのだ。。。クレタ島ではダイエットをしようと思って
いたのに、気がつけば、毎日大量に食事をしている。明日から気をつけないと。。。

腹ごなしのために、今日もまた夜の散歩に出かけることにした。旧市街や港のあたりをのんびり歩く。夜は風が冷たいが、
テラス席で食事を楽しむ人がまだまだ多い。地中海の温暖な気候はやはりいいなと思った。

宿までの帰り道に、ギリシャ正教会のカテドラルがあるのだが、そこの広場にブタのように太った犬がいた。
犬好きの栗はあやぴーを従えて、早速一緒に遊び始めた。その犬はお腹が破裂するんじゃないかと覆うほど太っている
けど、ものすごいスピードで走る。走って走って走りまくっていた。私は心臓発作を起こしやしないかとヒヤヒヤしたが、
犬は元気いっぱいだった。私は途中から栗とあやぴーを残して、一人カテドラルの中に入って見学していたのだが、
どうやら閉めるところだったみたいなので、お邪魔にならないようこっそり退出した。

宿に戻って歯磨き。「寝る前に神経衰弱がしたい!」というあやぴーのリクエストを受け、3回やることにした。
1回目は栗の勝ち、2回目は栗と私の同点勝利、3回目は私の勝ち。やる気満々のあやぴーではあったのだが、
さすがに一日の疲れがあると見え、集中するのが辛かったようだ。珍しく一度も勝てないまま終わってしまった。

スタブロスの画像は、旅行中に誤って全て消去してしまいました(涙)。
それで、この日の写真は一枚もありません。
今回の旅行中、スタブロスのビーチが、一番リゾートらしい白い美しい砂浜のビーチでした。

昼ご飯を食べたお店

Taverna Chez Zorbas
(Guide du Routardで見つけました! )
スタブロスのバス停を降りると、
タベルナが二つ並んでいるので、
ビーチから離れるように進んでいくと、
角を曲がったところの奥にあります。
うさぎ肉の煮込みが絶品!
地元のおじさん達が集ってました。

夜ご飯を食べたお店

Time Out
platea 1866
(Guide du Routardで見つけました! )
港からodos Halidonを南下するとplatea 1866にぶつかります。
お店は広場の左側。角にあります。ガラス張りの壁が目印。

宿泊場所

Pension Mme Bassia
45-51, odos Betolo
(Guide du Routardで見つけました! )

値段が安いのと、共同キッチンがあるのと、立地が良いのが魅力。
でも帰国直前に宿泊した別の宿の方が、ここより良かったので、
次回はここではなく、そちらの方に泊まると思います。
詳細は旅行記後半をご覧下さい。


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