美食記

美食記

Le Café de la Fontaine

(ル・カフェ・ドゥ・ラ・フォンテーヌ)

4, Avenue du Général de Gaulle 06320 LA TURBIE
Tel : 04 93 28 52 79 Fax : 04 92 41 51 50
月曜定休(夏は月曜日も開いていることがあるので要確認のこと。)
http://www.hostelleriejerome.com/pages/le-cafe-de-la-fontaine.cfm

エズからもう少しモナコに向かって走ると、左側にLa Turbie行きの道が出てきます。
そこを走って行くとまもなく。車の方は「P」(パーキング)の看板を目指して停めて下さい。
村を横断する大きな通りがAvenue du Général de Gaulleです。赤いひさしが目印。




"Le Café de la Fontaine" (ル・カフェ・ドゥ・ラ・フォンテーヌ)
2008年3月1日 ラ・チュルビー



今日はお天気も私の体調もいまいちで、あまり遠出をしたくなかったのですが、気分転換したかったこともあり、
前々からお友達に薦められていたレストランに行ってみることにしました。そのお店はミシュラン二つ星の
レストランが経営しているカジュアル志向のビストロ 「Le Café de la Fontaine (ル・カフェ・ドゥ・ラ・
フォンテーヌ)」と言います。La Turbie(ラ・チュルビー)という高台の村にあります。

このラ・チュルビー、実は結構お気に入りの場所で、昔はよく遊びに来ていました。
ニースから岩肌の山道をガーッと走って行くんですけど、右側に青い海が見える絶好のドライブルート。
とても気持ちが良いんです。村自体もローマ遺跡があったり、旧市街はメチャクチャ小さいけど、
エズ村に負けないような可愛さだったり、観光地っぽくはないけどそこがまた魅力。
色々な山歩きルートの出発地点でもあるので、ピクニックを持って出かけることもしばしばでした。
ここのところ、ずっとご無沙汰だったたなぁ。。。

パーキングに車を停めて、レストランを探しました。
Avenue du Général de Gaulleは村を横断する一番大きな道路で、すぐにわかりました。
お店の中に入り、予約している旨を伝えました。出かける前に念のためと予約の電話を入れたのですが、
それで正解でした。12時半頃着いたのですが、もうほぼ満席状態だったのです。
予約してなかったら入れなかったかも。。。

店内に何ヶ所か黒板があって、お料理はそこに書かれているものの中から選びます。
前菜はなんと5ユーロ。夫はMERLAN(メルラン・タラの一種)のソテー&タルタルソース、
私はアーティチョークのサラダ、娘はラビオリにしました。
オーダーが済んで5分も経たずに前菜がやってきたのにはビックリしました。

私のアーティチョークのサラダは、塩茹でされた大きなアーティチョークの芯の上に、小さく刻んだトマトや
玉ねぎ、バジルなどが乗っていて、オリーブオイルとバルザミコ酢のドレッシングがかかっていました。
その横には生ハムが数切れとグリーンサラダ。私はアーティチョークが好きなんですが、夫も娘もあまり
好きじゃないようなので、家ではなかなか調理しません。肝臓にも良いと聞くし、久しぶりでとてもうれしかった。
ドレッシングもシンプルで、家庭料理みたいな食べやすさでした。夫のメルランも、一口もらったところ
とてもおいしかったです。娘は黙々とラビオリを食べ、あっという間に完食でした。

メイン。娘にはメインを頼まなかったのですが、「もっと食べたい!ステーキが食べたい!」と言い出したので、
急遽夫のオーダーをサーロインステーキに変更して、二人でシェアしてもらうことになりました。
焼き加減はもちろんレア!夫はもちろんのこと、娘も「おいしい!」と満面の笑顔でした。

私は「タラと野菜のラビオリ」を頼んだのですが、すっごいボリュームでした!
タラだけでなく、ムール貝が散りばめられていて、タラの下には野菜のラビオリや、色々な種類の野菜が
ふんだんに敷かれてました。クリームソースがおいしくて、思わずバゲットでぬぐって食べてしまいました。
前菜、サラダにしておいて良かった(笑)。幸せ~♪

デザートはもちろん別腹。どうしようかな~と考えた結果、私は「Chou gourmand」というのにしました。
これは絶対シュークリームに違いないと思っていたら、サービス係のお兄さんからも、「シューの中にバニラ風味の
カスタードクリームが入ってます。」と言われたので即決。夫はチョコレートタルトにしてました。
娘はお腹いっぱいだそうでパス。(ほんと?!汗)





デザート、ノックアウトでした。まず、ビストロのデザートのくせして盛り付けが可愛い。春らしい。
シュークリームも想像していたのよりずっと大きいし、ころころ転がったフランボワーズに、バニラアイスまで
添えられているほどの充実度。シュークリームの上に乗っかった薄いべっこう飴もカリッと簡単に砕くことができ、
口の中ですっと溶けてくれるのがうれしい。でも、主役はもちろんシュークリーム!

とってもおいしくて、涙が出そうになりました。シュー生地は当然手作りの味なんですけど、中のクリームが
おいしいのなんのって!しかもふんだんに入っているんで、スプーンを差し込んだらはみ出すほど(笑)。
こんなにおいしいシュークリームはなかなか食べれません。メチャクチャ感激でした。
(サービス係のお兄さんにそう言ったら、「でしょう?僕もこのクリームが大好きで、いつも特別にたくさん
作ってもらって食べてるんだ~。」と自慢されてしまいました。うらやましい!涙&笑)

夫のチョコレートタルトにもやっぱりアイスがついていて、コーヒークリームも添えられていたのだけど、
私は自分のシュークリームに夢中で味見させてもらうのを忘れてしまいました。
予想通り、半分以上娘が食べたようです。(いつもこのパターンなんだよね。。。苦笑)

いや~、このデザートが5ユーロってありえない。お得すぎ!!!

店内も、狭すぎず、広すぎず、シックすぎず、カジュアルすぎず、とても居心地が良く、サービス係の男性達は
みんなとっても働き者!見えないところでは走っているのに、お客の前に出るとすっきりした受け答えで、
ユーモアもあって、感じが良い。こんなに混んでいて忙しいだろうに、ちゃんと一つ一つのテーブルの様子も
見ていて、お客を待たせない。素晴らしいサービスでした。拍手!

のんびり食後のエスプレッソを飲んでいると、ひょっこりシェフが現れました。「おおっ!」と思っていたら、
目が合ってしまいました。無視するのも失礼かと思い、軽く会釈したら、微笑んでくれました。
つまらないことだけどうれしかったです。ミーハー?!(笑)

最後に飲みものの話。ワインはハウスワインでも良かったんですが、唯一のハーフボトルだと言う
Côte du Rhône "Domaine Charvin" 2004をオーダーしました。赤です。
ビストロ料理にふさわしい、さわやかな、素敵な味でした。
(でもお会計の時に値段を見たら、ハーフボトルで29ユーロもしたんですよ~!ちょっと涙でした。。。苦笑)
そして、ガス入りミネラル・ウォーターもハーフボトルが1本8ユーロ。2本頼んだから16ユーロ。
こちらも涙でした。。。

でもでもでも、それでも大・大・大満足でした!このお店はワインとお水で稼いで当然。
お客のために、お料理の値段を信じられないくらい低く設定し(シェフの意向だそうです。)、スタッフも
最小限に抑えてやっているのだから、稼げるところで稼がないと!それに、私が感激したデザートは、
このビストロの目と鼻の先にある二つ星レストランのパティシエさんが作っているそう。それが5ユーロだなんて
本当に信じられない!この店では前菜を飛ばしても、デザートは食べるべきです!断言します!(笑)

素敵なお店を紹介してくれたお友達のY子さんに心から感謝です。どうもありがとうございました♪



美食をテーマにしたコートダジュール旅行には・・

●The Michelin Guide France 2008 (フランス レストランガイド)
●Michelin Cote DŽAzur Green Guide (コートダジュール 観光&レストラン)





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