『蒼穹の昴(1)』
『蒼穹の昴(2)』
『蒼穹の昴(3)』
『蒼穹の昴(4)』
浅田次郎
舞台は中国、清王朝末期。
裕福な家に生まれながら、出来の悪い次男として家族から疎まれていた文秀、
貧乏な家に生まれ、糞拾いをしながら数少ない家族を養い、命からがら生き延びていた春児、
全ては白太太のお告げから始まります。
二人の子供は、苦労を伴いながら各々の道を歩いていきます。
成長して二人は再会を果たすのですが、そこは大変な世界でした。
外政、内政ともに問題が山積みで、一触即発の空気が漂っています。
二人は人生の荒波を受け、困難な人生を進んでいきます。。。
私の周りには浅田次郎ファンが多く、この本も前から薦められていたものなのですが、
何せ文庫本でも4冊という長さ。しかも、中国の歴史ものということで、
何となく手がつけられずにいました。
ところが、読み出したら止まらない!
毎度のことながら見事なストーリー展開、個性あふれる登場人物達に、
時に笑い、時に涙し、時に眉間にシワを寄せながら、
あっという間に読みきってしまいました。
なぜか昔に読んだジェフリー・アーチャーの『Kane and Abel』
何故か思い出してしまった私です。
もちろん、これは歴史本ではないので脚色された部分も多いと思いますが、
単に「面白い」だけでなく、勉強になること、考えさせられることも
たくさんあります。読み応えのある超大作!
(2007年5月26日)



