
(ボデュアンの市場で)
BAUDUEN(ボデュアン) - 2006年8月20日 (3日目)
私にしては朝ねぼうの9時起床。日記を書いたり、腹筋運動をしていると栗が目を覚ました。
二人でダイニングへ向かう。るい君は既に起きていたが、あやぴーはまだ寝ていた。
しかし、物音のせいか間もなく起きてきた。栗と子供達は朝食とランチのためのパンを買いにパン屋へ出かけていった。
るいままは市場に出ているチーズ屋さんに予約したチーズを取りに行った。私が留守番していると、るいぱぱがようやく
起きてきて、毎週日曜日の朝のお楽しみである「TELE FOOT(テレ・フット)」というサッカー番組を見始めた。
戻ってきたるいままが市場を案内してくれることになったので、栗たちと入れ違いでお出かけ。
ボデュアンでは毎週日曜日に市場が立つ。野菜やフルーツ、地元のチーズ農家、ハチミツ農家、ワイン農家などのほかに、
おみやげやアクセサリーなど小物系のお店も並ぶ。「昔は普通の市場って感じだったけど、年々こういうお店が
増えてきている気がする。」とるいままが教えてくれた。陶器屋さんに心ひかれる置物があったのだが、
また栗にいじめられるかもしれないと思って諦めることにした。おいしそうな桃や緑色のプルーン(reine claude)、
手作りタプナード(オリーブのペースト)や、オリーブを数種類買って家に戻った。
(オリーブはるいまま家ご用達の店で購入)栗が子供達を連れて湖に行っているというので、るいぱぱと私で合流すると、ちょうど帰り支度をしているところだった。
湖の後はアーニーの散歩へ行くことになっていたのだ。るいぱぱは栗達とアーニーの散歩に出かけることにし、
私は一人で湖に残った。さくっとひと泳ぎしてから家に帰ると、るいままは荷物をまとめ始めていた。素早い作業に驚いた。
るいまま、すごい!
るいままがランチの支度をすると言うので、私もお手伝いに加わった。アーニーの散歩隊も戻ってきた。
残り物一掃と言っても、すべて地元産のものばかり。今日もたくさん食べてたくさん飲んだ。
これが山の家での最後の食事かと思うと、ちょっと寂しかった。るいままファミリーとはまた会えるというのに。。。
午後は栗と私で子供達を連れ、今朝アーニーと散歩したという場所に再び出かけることになった。
村を通り抜け、林の小道を進んでいく。日差しは強いが木陰の道は気持ちいい。木々の間から時々湖や遠くの山が見える。
しばらくすると林を抜けた。目の前に湖が大きく広がった。既にたくさんの人が来て泳いでいた。お隣のファミリーにも会った。
私達はそこを通り過ぎ、今朝栗が目をつけた場所を目指した。そこにはあいにく既に先客がいたのだが、
もうちょっと歩いていくと空いている場所があった。
岩と岩の間を下りていき、浜辺につくと、今度は石と石の上を歩いた。バスタオルを敷くスペースがあるところまで進んでいく。
腰を落ち着けると、子供達はさっそく水の中に入り、キャーキャー大喜びだった。私もひざまで水につかる。すると、
エビのような物体が浮いているのを発見した。触ってみたら動くではないか!あわてて「なんかいる!」と栗を呼び、
一緒に見てもらった。栗がひょいとその物体をつまみ上げると、それはecrivisse(エクリヴィス)だった。体長10センチ強。
青銅色をした立派なザリガニである。子供達も大興奮。陸に近いところに穴を掘り、周りに大きな石を置いて、
しばらくザリガニをその中で飼うことにした。しかし、ザリガニはもちろん逃げ出そうとする。その度に子供達は大騒ぎ。
楽しそうである。しばらくすると、今度はザリガニの赤ちゃんを発見した。こちらは小さくて透明。栗につかまえてもらい、
赤ちゃんザリガニも小さな人工池に放した。もしかしたら、ママと子供かもね、、、なんて話していたのだが、ザリガニ同士の
交流は全くなかった。(当たり前か。。笑)。私はるい君から「あやぴーママ、すごいねぇ!」とお褒めの言葉をもらって、
とてもうれしかった。
ザリガニの監視は子供達と栗に任せ、一人で泳がせてもらうことになった。風のせいで波があり、目に水が入った。
運悪くコンタクト・レンズをつけていたので、しばらく目が開かなくなってしまった。よくあることなのだが栗に叱られた。
とほほ。るいぱぱが車で迎えに来てくれたので、ザリガニを見せる。みんなで湖を見ながらおしゃべり。風があるせいか、
今日は昨日以上にウインドサーフィンやヨットが出ているような気がした。静かで美しい湖ともいよいよお別れである。。。(涙)
みんなでるいぱぱの車に乗って山の家に戻る。るいままが家の中をきれいに掃除してくれていた。すべてが整理整頓され、
がらんとした家を見るのは不思議な感じだった。荷造りもとうとう終了。るいままファミリーに御礼とお別れを言い、
彼らの車を見送った。その後、私達も出発した。
行きと同様、畑が続く。なだらかな丘陵を上ったり下りたりしながら進んでいく。あやぴーはすぐに眠りに落ちた。
栗と私は楽しかった滞在を思い出しながらおしゃべりした。
高速に乗ると車が多く、夢のような滞在から一気に現実に戻ったような気分だった。
アンティーブの料金所には列ができていて、カンヌを過ぎると交通量がさらに増えた。2時間半弱で無事帰宅。
家に帰ってから、歯ブラシや歯みがき粉を入れたポーチを山の家に忘れてきたことに気がついた。取りに行くのは来年。
腐るものじゃなかったのが不幸中の幸いである。私たちってやっぱり抜けてるよね、、と栗と大笑いした。
終
1日目に戻る。。。
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